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脱水予防
1日水分量:1600~2000cc
果物、ヨーグルト、ゼリーなど好みで勧める
時間でなく動いた後、好きな場所に来た時
夜中や朝の目醒めた時
ケアの人がお茶を飲む時間を何度も作る
誤嚥予防
上体が安定する座り方の確保
あご引き飲み込み易い首の角度確保
急がせない
飲み込み中に不用意な声掛けはしない
便秘 便通には材料、運搬、水分が必要
原因 運動不足、飲食物の量・質
排便習慣
薬剤の副作用
対応 自然排便を諦めない
安易に下剤に頼らない
排便パターンに合わせる
適時適量の下剤量:医師に相談
効き過ぎは苦痛であり不穏を招く
下痢
食事の内容 繊維の少ない物にする
食物以外のものを食べなかったか?
下痢は不安混乱を増強させる
周囲の関わり楽しみで気を紛らわせる
便性状、量、頻度、食欲、脱水状況
で医師に相談
排泄の支援
失禁の原因
1.脳の器質障害:機能性尿失禁
排泄コントロールが出来ない
2.トイレの場所が分らない
3.排尿・排便の仕方を忘れている
4.動作が緩慢で間に合わない
5.不安。意欲低下
6.何もすることが無く落ち着かない
7.膀胱炎の場合もある。受療が必要
心地よい感覚を持たせ恥をかかさない
さりげなく、言葉掛かけと誘導
一度つけたオムツも可及的に外す努力
排泄生活行為をケアのリハビリとして生活療法に取り入れる:ADLや反応がよくなる。
周辺症状への対応
中核症状を基盤に不安・心身ストレス蓄積
不安、心身ストレスの蓄積
頻度、場面、パターン、背景を把握
ケアを見直す!
以上の基本的ケアでも収まらない
(医療連携)
医師に相談 適切な薬物療法で心身を休ませる。充分に全身状態を観察し経過を医師に報告の上、服薬継続、量の調整、中止を検討してもらう。
当院は、事故防止への取り組みとして2003年に「医療安全管理指針」を作成し、各部門の責任者を委員とする「医療安全委員会」を設置、2005年までは「事故発生、対策検討票」を活用してきた。しかし、医療介護現場での医療安全対策が強く叫ばれるようになり、これまでの対応では不充分と判断し「インシデント・アクシデント報告書」を使用することとした。しかし、新しい報告書はチェック項目が多く分析が細か過ぎるなど不満の声も多かったが出来る範囲で取組んで来た。今回の事業にあたり、2007年8月~10月までレポートを収集した。その結果、クリニック16件、グループホーム5件、通所リハビリテーション8件、合計29件の事例が出された。次に、報告書の収集・検証によるスタッフの意識の変化を、アンケートにより調査した。アンケートの内容は①レポートにより、事故防止に対する意識が変わったか。②どのように変わったか。③今後どのように取り組んでいきたいか。の3点であった。その結果、①については、62名(96%)の人が変わったと答えた。職員が真剣に取り組んでいる姿勢が伺える。②については、42名(62%)の人が、危険予知が出来るようになったと回答し、慎重に業務に取り組むようになったものと思われる。③については(1)目配り、気配り、声かけで事故のない看護、介護をしたい(2)気づきをチーム全体で共有していく(3)職員が同じ気持ちで看護・介護に当たるようにしたい(4)初心に返り慎重に業務にあたるようになったと前向きな意見が多い中で、自己へのいましめとしてきちんとレポートしたいという懲罰的な捉え方をしている人もいた。報告書は始末書ではない。報告した人を責めるのではなく、自分がその場にいたらどう対応しただろうかと皆で考える材料としたい。
インシデントが発生した時、当事者の責任を追求するのではなくその置かれた状況を把握して、事故との関係を考える。全員が取り組みに参加して自覚を高めていくことが大切である。その為には〈1〉気づきの感性を養う〈2〉職員の研修・教育を行う〈3〉管理者とスタッフの理念が一致するなどが今後の課題となる。今回の取組みが職員の高揚につながったことがアンケート調査により確認できた。医療安全管理において「これで万全」ということはない。初心を忘れず、一つひとつの事例を大切にし、真摯な気持ちで取り組んでいきたい。