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若い時分に都会に出てそのまま働き退職後も帰郷せず生活の本拠を都会に置く地方出身者は多い。故郷では両親も年老い病気がちになり世話や介護が必要になっても見てくれる人がない。医療機関、介護施設に預けられる事のなる。盆や正月に帰郷する程度で施設に預けっぱなしの場合も多い。医療機関や施設にいても在宅と同様どんなに注意していても老齢からくる転倒、転落、誤嚥、皮膚剥離などが起こる。かねてから家族が顔を見せてくれる利用者は事故があっても状況を分ってくれているので説明すれば分ってもらえる。ところが面会も無く預けっぱなしにされた利用者に限っては余程かねてから親族とコミュニケーションをとっておかないと突然の事故で連絡した後にトラブルになる。これは事故の報告を受ける側にほおりっ放しにしている負い目があるために生じる心理的葛藤と医療の不確実性や人には寿命がありいつかは動けなくなるとの理解不足があるためである。医療者の一言が軋轢を生じトラブルを誘発しやすい。医療関係者の間ではこの状況をひょっと出症候群と言う。ご心配なのですねなど相手を理解してあげる言葉が必要である。

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