田園風景の広がる山間の中学校の校医を引き受けて数年になる。年毎に生徒の数が減っているのをひしひし感じる。1クラスの生徒数でなくクラスごと減って来た。以前はツベルクリン注射、BCG、風疹それに日本脳炎等の予防注射などで結構忙しかった。最近になり予防接種が個別になり、年度初めの内科健診、入学時心臓健診、心電図検査などに立ちあい、学校保健委員会や産業医的役割がある程度である。昨日は例年冬休み前に行なわれる持久走大会前の健診に出かけた。全校生徒数は117名、3年生が2クラス、1、2年生が1クラスずつである。以前は1学年2クラスはあって2時間位掛かっていた。昨日はわずか一時間足らずで終えてしまい物足りなかった。こんなに急速に減り続けると効率化、合理化で統廃合が進んでいる現在、学校ごとなくなるのではないかと心配になる。3年生にとっては今回が最後の健診である。入学時本当に体も小さく、顔つきも幼かったのに今は体も振舞いも大人びている。後に続く学年の生徒数も減っている事もあり少しさびしい気持ちになっていた。
篤姫がお城からながめた海が路地の奥に見える。

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