①イリノイ大学のスコット・ブレイディ教授はアルツハイマー病、パーキンソン病の発生原因として、細胞内物流基盤のキネシン、ダイニンなど運び屋であるモーターたんぱく質の異常がアミロイドβやタウ蛋白の蓄積に関係すると言う研究成果を発表している。モーター蛋白は細胞内微小管の中を細胞に必要な物を運ぶ。形を変えるのにはATPエネルギーを使い移動はブラウン運動を利用する。上り、下り一方通行で行動しダイニンはキネシンに対し逆方向のみ進める。この機能異常が物質の過不足に関係するという。
②熊本大学薬学部水島教授は炎症の発生時放出されるプロスタグランディンE2がアルツハイマー病原因物質のアミロイドβの生成を促進させる事を突き止めた。この物質が神経細胞表面のレセプターに結合するとアミロイドβの生成が促進される。このレセプターの働きを止める薬を使うとアミロイドβの生成が抑制される事を確認している。アルツハイマー病は脳炎の際に放出されるプロスタグランディンE2が原因と成っている可能性が示唆される。
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