昼間の暑さにぐったり疲れる。昼寝でどうにか凌いでいる。陽が落ち火照りが冷めるのを待ち庭に出る。夜気が頬に心地よく草叢に降りた夜露が素足を濡らす。空を仰ぐと何処までも続く透明な漆黒の中に無数の星が瞬く。その間を星と見まがう点滅の光が何処からともなく現れ遥か後ろにかすかな爆音を残しては消えて行く。夜の静寂の中で一人大地に立ち、天を仰いでいると今、眺めている星は幼い日に眺めたままに変わることなく同じところに輝いていたのだと思うとき時間が停止し子供に帰ったような不思議な気持ちになってしまった。孫悟空の乗って居そうな真白い雲が近くに迫る。
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