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アルツハイマー型認知症の原因は悪玉蛋白アミロイドベーターが脳細胞内に蓄積して神経細胞が死滅してしまうためとするアミロイド仮説が有力である。そして脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンが減少するために神経機能の低下が生じる。そこでアセチルコリンを分解する酵素の働きを抑える作用を持つアリセプトは認知症の進行を遅らせるとして使われている。アルツハイマー型認知症の次に多いペック病など前頭葉側頭型ではタウ蛋白もしくは今まではきりしていなかった蛋白の内のどちらかが蓄積する2つのタイプがあるとされて来た。ごく最近になり後者はTDP43と呼ばれる蛋白である事が分かった。これと同じ種類のたんぱく質が筋肉の動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ASL)の脊髄にも貯留していることも判明した。認知症や側索硬化症の発生の仕組みの研究が進めばその治療薬の開発にも繋がりそうである。次世代認知症治療薬(ポストアリセプト薬)として原因物質アミロイドベーターの生成を抑える治療薬E2012やワクチンを使いアミロイドベーターを除去する抗体療法など発症のプロセスをターゲットにした研究も進められている。治験の段階のくすりもある。一方で認知症になる可能性の脳を発症前に画像で捕らえて診断する技術も確立されつつある。認知症根治薬の実現と早期の診断技術のセットで 認知症根治包囲網は狭められつつある。
http://urojinde.at.webry.info/200612/index.html
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