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2007.05.06 15:09 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  その他(医療関連)  |  でんさん  | 推薦数 : 1

真夜中の奮闘

週末の夜の当番は忙しい。宵の内はどうにか静かで今夜は何も無さそうだと安心しているとすっかり熟睡した深夜になってから寝込みを襲われる。その殆どが車の事故か酒を飲んでの喧嘩で怪我をしたり、当地は温泉地で旅行者が多く、なれないホテルで転倒したり酒が入った後に温泉にで具合が悪くなっりでやって来る。連休中はひっきりなしである。当番とはいえ医師も人間、愚痴の一つも言いたくなる。一人開業医の私は連休明け朝から診療でまさに24時間戦えますかの感じで今騒がれている勤務医の過労にも匹敵する。この連休もまさにその通りであった。遠くからの旅行者がスナックで飲酒中に知らない客に後ろから焼酎ビンで突然後頭部を叩かれて救急車で運ばれてきた。幸い意識もしっかりして外傷も見当たらなかった。何故打たれたか納得がいかないので救急車を呼んでクリニックに運んでもらったとけろっとしている。酔っ払いはいい加減である。1件落着と仮眠に入ってすぐ夫婦喧嘩で全身打撲の奥さんが一人で歩くのがやっと這うようにしてタクシーでやって来た。顔、肩、膝、胸に青あざがあり特に御尻が腫れ上がり触るとものすごく痛がる。レントゲン検査で骨盤骨折が有る事が分かり緊急入院させた。このような酷い状態で救急車も呼ばなかったのである。まさに家庭内暴力で公になるのが怖いのである。診る方も慎重に話を聞き対応しなければならない。人の寝静まった深夜どこかではこのように奮闘が続いているのである。開業医、勤務医の区別は無い。医師の宿命である。

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