今日ある新聞のコラムに柳沢大臣の「生む機械」をもじって「生む機会」が増えれば少子化も克服出来るとの記事が載っていた。ワープロの漢字変換の間違いでしたとでも訂正出来れば良いが今となってはどうしようもない。ふとそのことで私の若い頃、母の意に反して振舞った時など母に決まって言われていたフレーズを思い出した。少し下品な言い方ではあるが「お前はどこから生まれてきたと思っているのか、まさか木の股から生まれたんじゃ無いだろう」と言われていたのである。木の股も酷い表現だとは思っていたが、機械はそれ以上に無機的過ぎる。
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最近メタボリック症候群が流行である。何もこれは目新しい事でもない。昔の人は良く分かっていた。その証拠に私の田舎では「食い過ぎっ死んだ墓はあっどん、干死んで死んだ墓は無(な)か」と言う諺が有る。私は患者さんには何時も「100歳で太った人はいない」である。つまり太っていては100歳まで生きられないと言う意味なのである。
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非常時の無関心。マルエイフェリーの社長の事件発覚後の最初の記者会見、誰でもが社長はひれ伏すぐらいのショックを受けた姿をイメージしていたに違いない。裏腹の物言いをしたのだ。思わず私はテレビに向かって大声で叫んでしまった。うそを言うな、ばか者んが!事の重大さを分らない馬鹿殿である。3人が助かった時はテレビの前で飛び跳ねたくなるほど感激した。この落差は何だろう。
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医療保険でのリハビリは最長180日に制限されている。当初より厚労省は180日上限終了後のリハビリは受け皿として介護保険での通所リハビリでやってもらう積もりでいた。しかし現実はうまく行っていない。このため充分なリハビリを受けられない多くの人が出て社会問題になっている。通所リハビリは一次預かりの役割が主で、リハビリにしても個別ではなく集団体操やリクレーションをやっている場合が多い。必要な人員基準も理学療法士や作業療法士がサービス時間の1/5以上の間だけ居れば良いなど緩くなっている。これでは継続リハビリの受け皿にはなりえない。厚労省は2009年の介護報酬改定で通所リハビリに個別・短時間型を導入する予定である。個別対応のリハビリが出来るよう全サービス時間を通じて理学療法士などの専門職が付くようにする。利用時間は2時間程度で働きながら通えるようにする。自分で通える人には送迎義務も外す。
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校医をしている中学校保健委員会に出席した。食育がテーマで、朝食を一人で食べるか否かアンケート調査しその結果について議論した。一人で食事する生徒は意外に少なかった。現在の社会生活の複雑さを反映して、夫々の家庭の事情で違うし本人の生活リズムも影響するので一人で朝食を取ること自体は騒ぐほどの事も無い。食事は生命への祈りであり、皆で一緒に食事するのはともに神に感謝し祈る伝統習慣ではある。しかし夕食は別として朝食を問題にする意味が在るかどうか結論は出なかった。自分の中学生の頃を思い出すと休日など特別なとき以外、家族で揃って朝食を摂った覚えは無い。ゆったりした時代の大家族ならいざ知らず。
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現在、認知症患者は約170万人いる。2015年には250万人に達すると推計されている。現在のグループホーム入居者は10万人程のものでありこれから増え続ける患者を特別養護老人ホームやこのグループホームに受け入れるには限界がある。自宅での介護に頼らざるを得なく成る。そこで在宅の認知症患者を地域で支援するためのモデル事業が今年から始まる。徘徊し迷子になった患者の捜索などいつも地域を巻き込んで問題となる。このような問題解決のための専門のコーディネーターを選任する。家族からの相談を受け住民、介護事業者、消防、警察など連携して探したり認知症に対応できる病院、介護事業所などのサービス施設の地域資源マップを作成して地域住民、サービス事業所、患者家族のネットワークを作るなど全体的な調整の役割を担う。認知症ケアに従事した経験のある医師、看護師、介護福祉士が選任対象となる。
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