憲法記念日の振り替え休日の今日、風は少し冷たいが晴天に恵まれた。昨日は連休初日の当番医で忙しかった。怪我人やインフルエンザの患者も多かった。折角の休日を無駄にしたくない。早々に外出、チューリップや桜は今が盛りだろうと期待してフラワーパークに向う。思ったとおりに綺麗に咲きそろったチューリップが迎えてくれた。先日まだ五分咲きであった伊豆の踊り子は満開となり、朱色の蕾で一杯の枝を放射状にに空に拡げたカンヒ桜が今にもほころびそうに風に揺れていた。今日は気力も時間もあったので東シナ海に浮ぶ屋久島や種子島を望める小高い丘の頂上の展望台に登ることにした。ところが、かねての運動不足のせいかすっかり息が上がってしまい途中何度も休憩した。春霞に包まれた大海原の向こうに島々がにじんで見えた。眼下に長崎鼻の金魚草畑が望めるが花時にはまだ早いようだ。公園内のレストランで昼食を済ませ、公園を出て気の向くままにドライブすることにした。まず公園の西方にそそり立つ開聞岳を見ながら海の防風林沿いの道を車を走らせ麓のゴルフ場入り口に行き当たった。Uターンする場所を探し見回すと開聞岳を一周する道路’九州自然歩道入り口’が目についた。指宿に住んでいながらこのような道があるのを知らなかった。歩道と書いてあるが車1台なら何とか通れそうである。興味が湧いてきた。入ってすぐにトンネルになっている。中は真っ暗で照明はない。対向車があれば離合出来ないだろう。所々に離合場所が設けてあるのに安心した。対向車が無い様に祈りながら恐る恐る走る。トンネルがどれぐらいの長さかも確認せずに入ってしまった。物凄く長く感じる。おそらく開聞岳の海に飛び出した絶壁の下を貫いているのだろう。相当な距離走りやっと明るい出口が見えたときにはホット胸を撫で下ろした。家に帰ってから地図で確認した所では300m位のトンネルである。それにしても怖いトンネルであった。しばらくは動悸がしてどっと疲れてしまった。トンネルを抜けてからは東シナ海が目の前に広がり遠く佐多岬、種子島、屋久島が望めた。開聞岳の稜線を見上げると頂上付近に登山者の白い服が動くのが小さく見えた。
中央が九州最大の湖の池田湖。右の小さい湖は鰻池。池田湖の左下、海に突き出た円形の緑色の部分が開聞岳。海を隔てて右に小さい突起状の部分が長崎鼻とそれに接する。フラワーパーク。開聞岳を一周する九州自然歩道が通っている。

開聞岳九州自然歩道から見た長崎鼻とフラワーパーク。海を隔てたバックの山々が大隈の高隈山。
開聞岳頂上付近。登山者の白いシャツが小さく動く。
フラワーパークの満開の桜。伊豆の踊り子。手前が綺麗に咲いたチューリップとポピー。
フラワーパーク展望の丘から望む開聞岳。
蕾のカンヒ桜。
かわいらしいチューリップ。