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2006.11.20 04:15 |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  趣味  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

ほほえみ

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                                 ひょうたん池
きのう日曜日の昼、NHKテレビの再放送「この世界に僕達が生きている事、病気と向き合い110人の微笑みを描く、困難を乗り越えて」を見て感動し涙が溢れた。昼食後には運動を兼ねて指宿市の東にあるひょうたん池周辺を散歩する予定だったが何気なく番組を見ていて引き込まれてしまい、最後まで見てしまった。デュシャンヌ型筋ジス症に罹った27歳男性の画家が主人公で母親の全面的な介護と人工呼吸を受けながら、力の入らない不自由な手で命の限りを尽くして世話になったている医療スタッフや病気で苦しんでいる人の微笑をスケッチし続けている。110人を描きあげるのを目標にしているが病状と体力が持たず今やっと半分の55人を描き終えて居る。それとは別に5年前のアメリカでの9・11テロのテレビ画面を見ていて炎上し燃えるセンタービルの湧き上がる真っ黒い煙の奥の真っ青な綺麗な空がまだ忘れられないと言う。それをモチーフにした絵の制作をコンピューターを助けにして製作中である。あの綺麗さは何だろうかと考え続けていると言う。物事の2面性なのだろうか。画に打ち込んでいる彼の目、しゃべる言葉は本当に純粋で神々しかった。生きている事や死が淡々と語られていた。心は体に密着し依存しているのに、あたかも体はかりもので別々に存在しているような錯覚にとらわれた。そこまで彼を昇華させたものは何なんだろう。微笑みの画も写真を頼りに描くのであるが、絵の顔から自然にあふれ出る微笑は写真よりテレビで映し出される動く実際の本人の顔そのもの。病気で苦しんでいる奥に、苦しみを乗り越えてしか得られないほほえみが見える。彼自身が自分はそんなに善良な気持ちは持っていないと言う。自然と優しい気持ちを絵に表現できるのが不思議であるし、絵を見たみんなを幸せな気持ちに出来るのが嬉しいと語っていた。私がこの番組の惹きつけられたのは内容も素晴らしかったが、ほほえみがキーワードになっていたからである。私の医療法人の名称はほほえみ会である。グループホーム、居宅支援事業所に今は休止中の訪問看護ステーションの名前がほほえみと言う名前である。現在は介護保険事業所の名前で、これに類する名称が多い。私が最初に名付けたのは医療法人を立ち上げた10年以上も前のことでこのようなやや不真面目とも取れる名前は医療法人にはなかった。私は小さい頃からいつも笑顔を絶やさない子供でそれが長所でもあった。逆にこの事で何で笑うのかと誤解されしかられる事も度々ではあったが仕方のない事で余り気にしなかった。自分に最もふさわしく、自分らしい名称はこのほほえみしかなかった。会計事務所の社長さんに可笑しいかなと尋ねたが別に異論もなく決まった。そして車の後ろに事業所の名前をほほえみ会と入れた時、何となく組み事務所の感じがしないでもなかった。所が最近はインターネットで調べると介護関係でこの名前を使った所が沢山出てくる。私が何時もニコニコしている所為かも知れないが、知り合いのあるドクターは会うといつも私が自分自身でほほえみと名付けたのは素晴らしいと褒めてくれる。所で番組の中でいつも一緒で介護して居るお母さんが笑顔を絶やさなかった。彼が病気と知った時からその様にしているとのインタビューではスタッフに珍しく涙ながらに話しているのが印象的であった。番組がおわり涙を拭いてひょうたん池に散歩に出掛けた。

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