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< My Opinion | メイン | 医療療養病床の入院基本料設定にミス >

今朝の朝日新聞に「トッピー衝突から半年、医療現場では今」 的確・迅速な救護ー模索 情報の共有・連携がカギ 行政の参加求める声もー情報の錯綜、詳細な連絡無し、経過報告届かず、入ってくる情報はテレビのテロップのみ、海保は潜水士をいち早く船内に派遣していたが情報として役立たずーの記事が載ったので あの当時を振り返り 事実の記録として私がすぐに医師会に報告したそのままを再掲した。

県医ロビー鹿児島県医師会報平成18年5月号
トッピー海難事故その夜の医師会活動         
 4月9日の日曜日夕方6時過ぎ、夕食を摂って居た所、かかりつけ患者の娘さんからの携帯電話が入った。家族人で屋久島観光の帰りに乗ったトッピーが佐多岬付近で座礁し、その衝撃で母親が具合が悪くなった。指宿港についたら診察してもらいたいとの依頼だった。その方は大動脈手術の既往があり胸部打撲や血圧上昇で破裂する恐れがあるので着いたら診るとの返事をした。しばらくして事故対策本部と称する所から連絡があり、高速船トッピーが佐多岬沖付近で何かにぶつかりその衝撃により乗客数名のうち人ほどの乗客が負傷している。その中に、私のかかりつけの患者も含まれており港に着き次第、救急車で搬送するのでクリニックで待機して居るよう依頼された。後でわかったが今林指宿医師会会長は県医師会救急医療担当理事の新村理事から救急対応の要請を受けて、すぐに木之下藤郎指宿医師会救急担当理事に連絡、指宿港に救急事故対策本部を作り、在宅の医師会員に協力の要請を指示した所であった。その後しばらくしてテレビにその事故のニュースが流れた。大変な事態に成りそうなので当番の職員を呼び出して待っていた。しかし遠くで救急車が行き来するサイレンの音は聞こえるがなかなかどうなっているかの連絡が入らない。やっと時過ぎになりその患者さんは事故現場でトッピーから巡視艇に移され指宿港に運ばれそのまま救急車で私の所に搬送されてきた。外傷は左下腿の打撲挫傷に首と腰を強く打って痛がり、血圧がやや高めで嘔吐を繰り返した。それも鎮静剤で落ち着いた。特別の治療は必要ではなかったが念のため入院してもらった。翌日腰部検査をした所、腰椎第第番椎間板に、急性ヘルニアを認めた。私はクリニックで待機していたので現場の状況は知らない。後日、医師会の集まりで知った事を報告する。トッピー海難事故発生での救急要請を受け、木之下担当理事は在宅中の会員に連絡網を通じて協力を依頼した。連絡ではトッピーは負傷者を乗せて移動できるとの事であったので医療機関の多い指宿港に着かせるように折り返し連絡して対策本部を指宿港におき会員に駆けつけてもらった。その後、トッピーは航行不能になり海上保安部の巡視艇が現場に行き事故の状況、負傷者の様子を確認した所、重傷者が数人出ているとの事で、まずその人たちを巡視艇に移し指宿港に運ぶとの連絡が入った。木之下担当理事、元鹿大附属病院救急部の宮田敬博医師をはじめ駆けつけた会員は巡視艇に乗せられた負傷者が着くのを指宿港で待つ事にした。なかなか連絡が入らないまま時過ぎになりやっと到着した。首を固定され顔面血だらけで腰を負傷し立てず担架で港に降ろされた。その日は海が荒れておりトッピーから巡視艇、巡視艇から港に降ろすのが大変で担当理事は海に落ちそうになりあぶなかったと話した。なんとか駆けつけた会員総出で負傷者の状態を判断し必要な応急手当の後、あらかじめ手配してある医療機関に救急車で搬送した。現場近くでのトッピーにはまだ相当数の負傷者が残っておりしかも現場は海が荒れて巡視艇に移すのは大変との判断でトッピーに乗せたまま巡視艇で曳航、船着場のしっかりした山川港に向かうとの連絡が入った。急遽、指宿港に作った対策本部の医療班を山川港に移動して到着を待っていた。その間、対策本部への海上保安部からの情報は海運会社を通じてのみ伝えられるというもどかしさがあった。時分過ぎに曳航されてトッピーは山川港に入港した。予想以上にトッピーの内部は壊れ多くの負傷者が出ており、事故の重大さに驚いたとの事だった。殆どの乗客が担架や介助で船から降ろされて港の岸壁に寝かされた。医療班がトリアージを行い、それに従った負傷の軽重、希望によって救急車、海運会社のバスなどを使い医療機関に搬送した。指宿所轄以外の消防署からも救急車が駆つけ数台で指宿、鹿児島の医療機関との間をピストン輸送した。すべてが片付くのに翌朝の明け方まで掛かった。負傷者の多くは外傷性頚部症候群と顔面挫傷、腰椎損傷とくに粉砕骨折が見られた。指宿医師会の木之下救急担当理事はかねてより大災害の起こったときを想定して医師会全体に訓練を働きかけてきて来た。特に尼崎の列車事故での救急医療派遣チームや瓦礫の下の医療に興味を持ちそれをモデルとして会員を指導していたので今回の事態にすばやく対応出来たと考えている。      

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初めまして。偶然お邪魔して興味深く拝見しました。
最近、医療現場の番組を度々観る様になりました 産科を閉鎖した病院が増え、妊婦は大変な思いをしている 私はもう縁のない話ですが、これから出産する女性には大変な問題です 医療現場でいろんな事が起きているのでしょうが、一般の人間には良くわかりません。産婦人科が一番訴訟問題が多いから医師になりたがらないとか、休みがないからとか、医者も一人の人間だから完璧を求めてはいけない それはわかりますが、ひと昔とは先生と呼ばれる人達のレベルが違って来た様な気がします 学校の先生もサラリーマン感覚になってきています もっと尊敬するような躾を家庭でしなくては
。家庭での躾が基本だと思います 今の親にそれをしなかった我々の問題でもあります いろいろ複雑な世の中になりました 
written by rainboots / 2006.10.15 12:36
記事をお読み頂き有難うございます。私の意見は以前ブログに書いてあります。再掲しますのでお読み頂ければ幸せです。

テーマ(勇気が湧いて来た。)
卒後研修のせいで医師不足になったと言われている。若い医師は楽をするほうに走る傾向にあるとか医師としての使命感に欠けるとか言われている。2年間の研修期間を終了した医師に対するアンケート調査がまとまった。それを見てホッとした。私が医学部を卒業し自分の進路を考えたときと同じ価値観で自分の将来を考えている人が殆どであると判ったからだ。私の進みたかった分野は多くの人を対象として最も必要とされる役に立つ大切な領域であった。生活が楽だとか、暇が作れるとか、給料がいいとかなどは二の次で、医療技術の研鑽の為ならわが身をいとわず、早く1人前の医者になりたかった。食べるだけの給料で構わないと思っていた。事実、私の過ごした医師としての生活は卒業後、大学病院で研修しながらの診療をして、生活費は市中の病院の当直などで得ていた。その様な生活を数年過ごし学位をとる為の研究生活時は授業料を収めていた。当時はそれが当たり前で1人前になるには10年あまりを要した。医療環境が違ってきてはいるが若い医師たちも我々先輩の考え方である事が嬉しかった。わが意を得たりである。それでは今の医療環境に誰がしたのであろうか。医療は些細な病気に見えてもそれを治療すること自体にリスクが伴うのは当たり前である。一般人はそれを理解していない。治ってもともと、うまくいかないのがおかしいと思っている。マスコミによる不確かな医学情報の攻勢で医療を施す側と受ける側の認識のギャップはますます大きくなって来ている。医療現場では常に死や傷害とが隣り合わせなのである。医師は常に背中にダイナマイトを背負って仕事をしている。なのに患者さん側の状態も考えず、不都合があると医師が悪いと矢面に立たされ追求される風潮になってきている。前面には大変な立ち向かうべき傷病、後には冷徹な監視の目を医師は感じつつ診療をしなければならない。医師の立場を理解し、医師を応援し共に病気を治すとの気持ちが薄い。マスコミを初め財政主導の政治体制がそのような環境を作り出してきた。知らず知らずの間に医師の偏在、救急医療体勢の遅れを作ってしまった。良い医師は周りの住民によって育てられ作られる。1人1人の医師はみな純粋で健気なのだ。
written by でんさん / 2006.10.15 19:48

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