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夕べは当番を終えすぐから床について熟睡。お陰で今日の体育の日は夜明け前に目が醒めてしまった。早速、ポストにいち早く届いた地元誌を開くと面白い記事が目に入った。造船中に焼失・復旧「サファイア・プリンセス」鹿児島港寄航の囲み記事。116,000トンの世界最大級の豪華船がきょう午前9時に鹿児島港に入港するとの内容。それなら錦江湾入り口に位置する指宿沖を朝の8時ごろ通過するはずで、それを魚見岳の頂上から見に行く事を思い立った。魚見岳は家から15分ぐらいで行ける。指宿の東部、海べりを南北に、蚕を這わしたような山である。頂上からの眺めは絶景で目の前には知林ヶ島と小島が浮びその向こうには大隈の山を控えて広大な錦江湾が眼下に輝く。8時に間に合うように出掛けた。車は頂上まで行ける。頂上から見回しても大きな船はそこ辺りには見えない。すでに通り過ぎたと思われる。残念であったが雲一つ無い秋晴れの山の朝は気持ちが良い。素晴らしい眺めを堪能した。
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山の西側には指宿市街地が一望出来る。その大パノラマの遙か遠くに開聞岳が頭を覗かせている。

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件のサファイア・プリンセスをどうしても諦めきれない。鹿児島港に寄港後は歓迎式典などの後、再び夕方の6時に出航する予定になっている。指宿沖を通過する時もう一度挑戦する事にし、今度は今和泉の道の駅に6時30分頃に着くように急いだ。明るい中で見れるのではないかと期待はしていた。残念なことに、この時期の日は落ちるのが早い。すっかり薄暗くなって仕舞った。私と同じ見学の人が三々五々集まって来ており、中には弁当持ちの家族総出の人までいる。遙か桜島の方向に目を凝らすとライトアップされた船影がこちらにゆっくり近付いてきて大隈の山際にはうっすら赤い大きな月が昇る。月明かり錦江湾を進むサファイヤ・プリンセス号はまるで秋田の竿灯を思わせた。せめて写真だけでもとシャツターを切ったがぼんやりとしか写らなかった。

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