夕食後の腹ごなしに庭に出る。あたりはすっかり暗くなり足もとが危なっかしい。目が慣れるまで恐る恐るすり足で歩く。垣根に目を凝らすとあちこちでほの暗い光が点滅している。4,5年前に蛍が庭で飛び交っているのに気付いた。それ以来、庭の散歩のたびに蛍を期待するようになった。大群に出会うと嬉しくなる。梅雨を盛りに遅くは11月ぐらいまで飛び交っている。今年は9月17日台風13号が薩摩半島の西を通過した。その塩害を受け柿など広葉樹の葉が枯れてしまった。常緑樹など小さい葉っぱの木は生き生きして影響を受けていない。葉が広く華奢な感じの芙蓉は何も無かったようにピンクの大きな花を咲かせているのが不思議でたおやかさに驚く。被害を免れた木の枝にまるでクリスマスのイルミネーションを見るように蛍の小さい明かりが点滅する光景は感激ものである。横には葉をもがれても実だけはしっかり鈴なりの柿が影絵のように寄り添って見える。 自然が織り成す田舎ならではの楽しみである。
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)