認知症は正常に発達した脳の記憶や判断能力がおかしくなった状態である。原因には幾つか考えられる。長生きするようになりそれと引き換えに認知症が増えている。生物学的に臓器による欠損や傷害に対する細胞再生力の違いや脳の耐用年数と身体のそれとのアンバランスもあろう。私は、その人がこれまで社会や職場、家族などに対して苦労したものの全てを、逆に仕返しではないが、お返しをしている様な気がしてならない。苦労した分、その都度報われて何らかのものに昇華されておれば問題は無いがそうでない場合、その苦労の疲労物質みたいなものが蓄積され続けある時一度に噴出されるのが認知症ではないかと考えている。お返しされた側はそれを真剣に受け止め、手当てしなければ解決しない。認知症の人が辿ってきた過去を見詰めて、もつれた糸を解きほぐし修復してあげる事が必要では無いかと思う。それには謝罪の心と労いの心を必要とするのである。最近、認知症の人のを見ていてそう思う。結局、これまでの周りの対応の仕方にも問題が有ったのである。
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