平成18年7月20日から24日に渡り降り続いた豪雨で鹿児島県北部の出水市、大口市、湧水町、さつま町、菱刈町では河川増水、堤防決壊、がけ崩れ、土石流での家屋倒壊、浸水、道路の寸断、孤立などで大きな被害を受けた。民家以外にも学校、役所など公共施設もふくまれ、被災住民の診療を行うべき医療機関も10数軒被災した。さつま町虎居で2か所、湧水町で1か所、菱刈で1か所、出水市で7か所などである。さつま町の眼科と耳鼻科の2診療所、出水市、湧水町の2内科医院が床上浸水しカルテの流失、レントゲン撮影装置、超音波装置等の医療機器やレセコンなど電子機器が被害を受け使用不能となっている。耳鼻科医院では1ヶ月以上の診療不能がよそうされ地域で1軒しかないので地域内の医師会病院に仮住まい出来ないか検討中である。その他に介護施設、グループホームなどでもエレベータ、エア・コン、電動ベッドも動かない状態。特に医療機関に於いてはカルテの流失は今後の診療に打撃であり、診療報酬レセプト請求も出来ない。しかし支払い基金では流失の証明があれば前3ヶ月の支払い報酬実積を平均化した1ヶ月分の診療報酬を請求できる事になっている。被災地の入院施設は定員を超過して入院できる事になっている。少しでも早い復旧を祈るばかりである。
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