
7月23日(日)に鹿児島県医師会館で第8回鹿児島禁煙支援学術講演会が開かれた。テーマを「子供達をタバコから守るために」と題して小児科医、歯科医それに慢性閉塞性肺疾患、肺気腫などのタバコ病の治療を手がけている聖マリアンナ医科大学教授が講演した。また保育園保育士による園、小学校での喫煙防止教育劇も行われた。最近の子供の喫煙の現況について、およそ7%の幼児、児童が喫煙の体験をしている実態があり、その中の40%が小学校入学前にタバコの試し喫煙している。そして中学校、高校に行くに従い増え続ける。子供がタバコを手にする切掛けが家にタバコがあり親が喫煙者な事なのである。両親とも喫煙者の場合、子供の6割、どちらかの親が喫煙している場合、3割の子供が喫煙だったとの調査がある。特に母親が喫煙者であると割合が上がる。小児科の医師から聞いた話では子供の診察に来て順番を待つ間にも、外でタバコを吸っている母親の姿が最近目立つようになっているそうである。スライドで3歳の子供が大人顔負けのタバコの持ち方で喫煙している様子が紹介された。タバコが小さい子供にも強い依存性を与えるかを示している。4月からニコチン依存症の禁煙指導が保険適応になった。年齢、喫煙歴、施設基準など難しい。しかも完全に出来上がった依存症を対象にしており一部の内科医しか扱えない。禁煙指導に熱心な小児科医、歯科医、薬剤師は保険上では関われない。するとなれば自由診療になる。禁煙指導に必要なニコチンパッチは高い。子供の喫煙の問題を考えると保険適応対象も拡大させなければ社会全体への効果は薄い。また敷地内禁煙が支援診療機関としての施設条件であるが現状として大病院がこれをクリアーするのは難しい。大切な部分が抜けている。
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