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医療制度改革の関連法の目玉の1つは国民皆保険制度維持のために保険財源の無駄を省くための医療保険制度の改正、後の一つが患者本位の良質な医療の提供を目指す医療法の改正である。すこやかタウントークⅡでは良い医療提供とは何かを議論した。まず池田琢哉鹿児島県医師会副会長が県医師会で4年前から取り組んでいる「患者さんの声ダイヤルイン」について報告。相談を受け、医療機関に直接対応を促すほか、ホームページで相談事例を公開するなど、患者の意見を医療現場に反映させる取り組みを紹介した。 2002-05年の相談件数は1630件。症状が改善しないなど、医療内容の相談が最も多く、医師の言動、接遇への不満もあった。池田副会長は「患者が遠慮なく説明を求められる雰囲気が必要」と述べ医師と患者相互の円滑な意思疎通の必要性を訴えた。その後討論に入りまず渡辺解説委員は小泉政権は当初、経済財政諮問会議の4人の民間委員の意見を聞きアメリカのように医療に株式会社を導入すれば市場競争原理が働いて患者さんサービスは良くなるとの考えがあった。しかし株式会社は儲かるために、対象患者を選ぶ事になり命に差が出てしまい、皆保険が崩壊する恐れがあり棚上げとなっている。医療者側はなによりも患者、家族心理の理解、気配りが大切である。これまでの黙って俺について来い式のパターナリズムは通用しない。患者さんの思いと医療者側の認識との間には大きなギャップがある。医療は不確実要素が多いことを患者さん側によく説明する事も必要である。その点、鹿児島県医のダイヤルインの様な地道な取り組みは素晴らしいと語った。尾辻議員は医療の役割分担をしっかり決める事が大切で、風邪で大学病院に行くような事を無くさなければならない。また医師免許の更新制の必要性に触れた。それに対し唐沢会長は日本医師会はこれまで生涯教育システムでしっかりやって来ており、卒後研修制度のなかで医師としての基本的素養がつくように組んである。一律に試験を行い再教育する必要はないと語った。飯野さんは患者本位というよりも人間本位の医療が必要で尊厳死にしても末期医療も医療者の思い込みよりも患者、家族の思いを大切にして欲しい。よく説明し納得してもらいう。また患者さん側も医師が最善を尽くしている事を理解して上げる。ともに病気を治すという意識が大切で、医療事故での訴訟は医療者側の説明不足が原因の場合が多い。患者側の感情的な不信感が増幅し解決が難しく訴訟になることが多い。医師が防衛的になり萎縮医療に成ってしまう。これでは国民にとって不幸である。鹿児島県医の取り組みは患者さん、医療者間の良い関係を結ぶ架け橋となっている。渡辺さんは尾道方式、長野県の健診努力による医療費節減とともに鹿児島県医の取り組みが良い医療提供を推進するモデルになるよう努力して欲しいとエールを送った。

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