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2006.07.22 22:26 |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

六月灯

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 わが地域の6月灯  子供みこしがグループホーム 「笑顔」 慰問

今年は梅雨明けが遅れており、梅雨末期の大雨で水害が出ています。大きくならずに早く治まるように祈っています。ところで旧暦の6月にあたる7月に入ると鹿児島の夏の風物詩、六月灯が各地で開かれます。昔からこの時期には病気が流行り、田畑には病害虫が発生していました。そこで神社に詣でて茅で作った「茅の輪」をくぐって安全と豊作を祈る慣わしが六月灯です。

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 地球は丸い

鹿児島県医師会が主催する公開市民講座すこやかタウントークが鹿児島市民文化ホールで平成18年7月22日(土)1時30分から開かれた。参議院議員尾辻秀久前厚労大臣が患者本位の医療制度改革についてと題して基調講演を行った。続くシンポジウムではコージィネーターが米盛鹿児島県医師会長で飯野奈津子NHK解説委員、唐沢祥人日本医師会長、尾辻秀久参議院議員がシンポジストとなり「医療制度について」のテーマで議論した。尾辻秀久参議院議員は国家財政の逼迫した中で医療費の無駄を省き、適正化する今回の医療保険制度改革は国民皆保険制度を維持のためには必要であった。財政諮問会議の中のメンバーが株式会社の医療機関参入を提案したが厚労省としては利益を追求するのが株式会社であり命に値段が付く。命が財力に影響されてはならない、また免責制も持ち出したがそれでは保険の意味がないとして反対して来た。無駄な医療の削減はしなければならないが必要な医療は切り捨てられない。日本の60歳以上の人の総貯蓄高は全体の50%以上を占めている。まだまだ現役並みの収入の人もいる。高齢者が必ずしも生活弱者ではない。高齢者にもそれなりの負担をしてもらう。団塊世代がこれから引退する年齢に達するがその年齢を65歳まで何らかの形で勤務できる様に法律で決めた。団塊パワーで後生の為に一肌脱いでもらえる期待もある。高福祉国家の北欧のスエーデンの消費税を含めた税金総額は収入の71%を占める。国民がそれを望むのであれば消費税率を上げそれを社会保障財源に振り分ける事も考慮して行く必要がある。唐沢医師会長は高水準の医療を受けるためには消費税率の引き上げは必要である。良い医療を受けるためにはそれ相応の負担が必要である。いま医療改革で打撃を受けさらに医療機関に対する消費税の徴収は大きな負担になり経営が立行かなくなってしまう。したがってゼロ税制か軽減税制を考えて貰わないとならない。国民負担率の抑制と医療機関の健全経営など微妙なバランスが必要となる。飯野奈津子さんは尾道方式を取り上げ病院を退院する患者さんの在宅への移行時色々な医療福祉関係者が集まりその人にとって何が必要かを話し合い町をあげて連携を取ってサポートし無駄を省くようにしている様子を報告した。地域全体で支える取り組みが在宅医療には必要である。元気な人は60歳以上になっても支える側に回って欲しい。渡辺俊介論説委員は財政問題と患者本位が改革の趣旨であり厚労省案の通りに決まった。31兆円の医療費は世界先進国中18番目でそう高くない。高齢者が増加し削らなければならないのは止むを得ない。税金で負担すべきである。税の引き上げは必要となる。イギリスのサッチャー革命時代に財政負担を下げたため医療が混乱した経緯がある。国民が責任と自覚を持つて行動すべきであり官僚任せでは駄目になってしまう。要するに高い医療水準を維持するためには消費税率の引き上げは避けられないとの意見が大勢を占めた。
医療制度改革の関連法の目玉の1つは国民皆保険制度維持のために保険財源の無駄を省くための医療保険制度の改正、後の一つが患者本位の良質な医療の提供を目指す医療法の改正である。すこやかタウントークⅡでは良い医療提供とは何かを議論した。まず池田琢哉鹿児島県医師会副会長が県医師会で4年前から取り組んでいる「患者さんの声ダイヤルイン」について報告。相談を受け、医療機関に直接対応を促すほか、ホームページで相談事例を公開するなど、患者の意見を医療現場に反映させる取り組みを紹介した。 2002-05年の相談件数は1630件。症状が改善しないなど、医療内容の相談が最も多く、医師の言動、接遇への不満もあった。池田副会長は「患者が遠慮なく説明を求められる雰囲気が必要」と述べ医師と患者相互の円滑な意思疎通の必要性を訴えた。その後討論に入りまず渡辺解説委員は小泉政権は当初、経済財政諮問会議の4人の民間委員の意見を聞きアメリカのように医療に株式会社を導入すれば市場競争原理が働いて患者さんサービスは良くなるとの考えがあった。しかし株式会社は儲かるために、対象患者を選ぶ事になり命に差が出てしまい、皆保険が崩壊する恐れがあり棚上げとなっている。医療者側はなによりも患者、家族心理の理解、気配りが大切である。これまでの黙って俺について来い式のパターナリズムは通用しない。患者さんの思いと医療者側の認識との間には大きなギャップがある。医療は不確実要素が多いことを患者さん側によく説明する事も必要である。その点、鹿児島県医のダイヤルインの様な地道な取り組みは素晴らしいと語った。尾辻議員は医療の役割分担をしっかり決める事が大切で、風邪で大学病院に行くような事を無くさなければならない。また医師免許の更新制の必要性に触れた。それに対し唐沢会長は日本医師会はこれまで生涯教育システムでしっかりやって来ており、卒後研修制度のなかで医師としての基本的素養がつくように組んである。一律に試験を行い再教育する必要はないと語った。飯野さんは患者本位というよりも人間本位の医療が必要で尊厳死にしても末期医療も医療者の思い込みよりも患者、家族の思いを大切にして欲しい。よく説明し納得してもらいう。また患者さん側も医師が最善を尽くしている事を理解して上げる。ともに病気を治すという意識が大切で、医療事故での訴訟は医療者側の説明不足が原因の場合が多い。患者側の感情的な不信感が増幅し解決が難しく訴訟になることが多い。医師が防衛的になり萎縮医療に成ってしまう。これでは国民にとって不幸である。鹿児島県医の取り組みは患者さん、医療者間の良い関係を結ぶ架け橋となっている。渡辺さんは尾道方式、長野県の健診努力による医療費節減とともに鹿児島県医の取り組みが良い医療提供を推進するモデルになるよう努力して欲しいとエールを送った。


 

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