syukusyou.jpg) 冬の風景 少し暑さが凌げるかも知れません
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私は有床診療所を開業して13年になる。入院および外来診療と並行して在宅患者の診療もしている。患者さんの容態、家族構成や希望等を勘案しながらこの3つの診療形態を臨機応変に使い分けている。在宅診療は常に世話出来る家族が周りにいるのが条件で一人暮らしや老夫婦だけの世帯では難しい。殊に高齢化率が高く独居高齢者が大半の田舎では対象が限られている。平成12年に介護保険が導入され昼間、家族が働きに出ている間はヘルパーが世話するケースもあるが連携が難しく大変である。6月に成立した医療改革関連法は医療費適正化に向け社会的入院の様相のある療養病床を削減して在宅療養に移行させるものである。その受け皿として今年4月の診療報酬改定で24時間にわたり診療対応可能な在宅医療支援診療所を新設した。これは私から見れば何も目新しいものでもない。これまで地域で診療を続けて居る中で必要に迫られ、ごく当たり前のようにして来たシステムに過ぎない。当然、私も在宅医療支援診療所の届け出をしたが施設基準、人員基準を満たすために新しく何かを付け加える必要もなかった。もつとも在宅医療全体に対して診療報酬が高く設定されておりそのモティベーションが揚がることは評価したい。しかし在宅医療は支える家族なしには成り立たない。厚労省の思惑通りに事が運ぶとは思わない。患者さんを取り巻く家族の世話がキーポイントである。
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禁煙教育授業
1)皆さんは、これから大人になっていくわけですが、「かっこいいからタバコを吸ってみようかな」と思っている人がいるかもしれませんね。でも、その前にタバコのことをよく勉強して判断して欲しいですね。タバコを吸うと言うのは、とんでもない事だと分かります。
タバコと健康のどちらを選ぶかは、大事な「人生の選択」なのです。
2)これから大切な3つのポイントについて話をします。
1. ニコチンには依存性がある。
2. タバコの有害性について。
3. CMにだまされてはいけない。
その1:ニコチン(タバコに含まれる有毒 物質)には依存性があります。依存性とは、タバコを止められなくなることです。タバコを吸い続けると、前頭葉にニコチン大王が住み着いてしまいます。ニコチンが切れてくると、ニコチン大王が「早くタバコを吸いなさい」という指令が来ます。すわないと大王は周りの脳を突き散らします。当人はいらいらしてタバコを吸わずには居られなくなり、死ぬまで吸うことになります。特に10歳代で吸い始めると依存性が強く、止められないばかりか害も大きいのです。ですから、皆さんのような未成年者が興味本位でタバコを1本でも吸ってみようかなと手にしてしまうとその瞬間から1000万円もするタバコに火をつけたことになるのです。
その2:タバコの有害性 吸っている人だけでなく周りの人への害も大きい。(受動喫煙) 胎児への影響
その3:だまされてはいけない
皆さんは、テレビでタバコ産業のコマーシャルを見たことがあると思います。あれを見るとタバコが体に害があるものとは思わないですね。ところが、タバコ会社は害があることは良くわかっているのです。わかっているのだけど売り上げを伸ばさないと会社がつぶれるから売れるように努力をしているのです。皆さんはこのようなコマーシャル騙されないようにしてください。余談になりますが、親戚にたばこ産業の研究員だった人がいて若いころは、タバコを作る研究を懸命にしていました。ところが、15年前頃からは、タバコには害があるから、これからはタバコ以外の健康に役立つ医薬品の研究をしていくのだと言っていました。
不幸にしてタバコを吸って、やめられないでいる人・・・
お父さんやお母さん、おじいさんや隣のおじさんなど ・・・
この人たちは犠牲者なのです。そんなに
重大な害があることをよく知らなかった。
そして、今やめたいけれどもやめられない。そんな人たちに、役に立つクスリがあるのです。禁煙支援クリニックに相談すれば、健康保険が使えてこれまでより安くなりました。「ニコチンパッチ」というニコチンを含んだ貼り薬です。
ニコチン大王からの指令がきたら、タバコを吸う代わりにニコチンパッチで騙すのです。タバコを吸わないので、まわりの人には全く迷惑をかけないし、自分への健康の害も大幅に少なくなります。貼るクスリの量を徐々に減らしていって、最終的にやめることができるというわけです。
現在は世界中でタバコの害が叫ばれています。タバコから自分を守るのは自分自身です。親が吸おうが、友達が吸おうが自分の健康は自分でしか守れないのだということを肝に銘じてください。今日のこの授業で、大人になっても、ましてや未成年のうちから、タバコなんて吸わないぞと決めたひとがいたら、大変嬉しいです。
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