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2006.06.04 22:16 |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

結石騒動

尿管結石疝痛が頻発している時期に奄美大島の診療所に出張したことがある。1ヶ月ぐらいの期間なので単身赴任でいった。暑いところなので汗を良く掻いた。尿管結石からと思われる腰背部痛がしばしば起きた。そのたびに事務長さんが指圧でよくなるからと言って腰を揉んでくれた。なんとか強い発作も無く過ごしていた。ところが大雨の夜、強い発作が襲った。畳の上を転げても、立って走り回っても痛みは治まらない。この世に安らぐところがないのである。体を屈めて痛の遠のくのを待ったがますます痛みは激しくなった。診療所に連絡しても夜なので誰もいない。宿舎は診療所に近いのでうかっにも薬も置いていなかった。気を失うほど痛くなってきた。我慢の限界。どうにかして診療所に行き痛み止めようと決心、何とか外に出た。外は大降りの雨で先が見えない。暗い中を地面を這うようにして診療所の裏口にたどり着いた。なんとか鍵をあけ診察室にたどり着いた。部屋の明かりのスイッチを手探りで探し、薬品棚から鎮痛剤のアンプルを取り出した。やっとの事で静脈に自己注射出来た。その後の事はあまり覚えていない。次の朝は宿舎で目覚めていた。夕べの痛みがうそのようでうれしかった。自分に静脈注射したのは初めての経験、いざとなると怖さをなくしてしまう。鎮痛麻酔薬をよくぞしたものだ。思うと危険な事をしたと総毛立つ。

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