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今回の新型インフルエンザに対する予防ワクチンの接種者総数は約2200万人である。ワクチンの国内産、輸入の内訳は殆どが国内産で輸入ワクチンは550名ほどである。心配された副作用は2200例ほどで重篤なものは無い。アジュバントの含まれている輸入ワクチンによる副作用も軽度でギャランバレー症候も起こっていない。政府はおっとり刀的に急いで国産、輸入を含め国民全員分の用意をした。にも拘らず接種者が少ない。理由としては新型インフルエンザワクチンは法に基づいたワクチン接種でなかった。副作用救済等もしっかり決まっていなかった。それゆえ政府も接種しましょうという啓発を積極的にしていない為と思われる。

ニュージーランド保健省。

 これから冬に向かうニュウジーランドではインフルエンザ流行が例年より早く始まる可能性がある。今月末にはA/H1N1が流行しだすと予想され早期のワクチン接種を勧めており、既に3月からA/H1N1を含む季節性インフルエンザワクチン接種が行われている。その根拠は北半球のインフルエンザ流行開始(A/H1N1)が低温よりむしろ高温の晩夏から初冬に流行し例年の季節性インフルエンザ流行の開始よりも数週間早かった。ニュージーランドでもA/H1N1は、7~9月にも流行し今年は2度目の流行なのである程度の集団免疫ができているしウイルスの病原性の変化も認められていない。 ニュージーランドとオーストラリアでの流行の動向が、北半球にとって重要な情報となる。 

 

テキサス州連邦政府 ワクチン廃棄、

 有効期限の近い余剰ワクチンが破棄される可能性が高い。 ブタインフルエンザワクチンに16億ドル(1400億円)を費やしたが、基本的に各州や地域には無償で提供している。各州の有効期限が迫っている余剰ワクチンは破棄される。

 

EUのウエブサイト

 ルーマニアのウクライナ近くの小さな農家で2羽の鶏H5N1鳥インフルエンザウイルスが検出され、飼育鶏は殺処分され、20キロの警戒地域の移動制限が行われている。ヨーロッパでのH5N1鳥インフルエンザの発生は1年前にドイツで野生のカモで見つかって以来のことである。ルーマニアは渡り鳥ルートに位置し秋にシベリアから渡り鳥がスカンジナビア半島を超えて南方へ飛来、春には再び戻る。2005年9月に初めてヨーロッパで白鳥の感染が見つかっている。 

京都新聞

 京都府は新型インフルエンザ対策専門家会議を開いた。京都府はこれまでにワクチン接種を受けた人は約30万人で府民全体の12%、高校生以下の子どもの接種率も15%程度と低く、医療機関に5万人分、業者に25万人分と大量に在庫が残っていると報告した。昨秋の大流行時にはワクチン不足で接種が伸びず、年明けに必要量が確保できたときは既に大半の子どもが感染した後でさらに接種開始時には感染のピークも過ぎ接種希望者が少なくなったことなどが原因に挙げられている。専門家から「完全な失敗だった」と接種の優先順位の見直しを求める指摘が相次いだ。医療関係者より子どもを優先すべきだったとの意見に対し、府は病院へのワクチン配布時期や接種の優先順位は国の指示で、自治体に権限がなかったと説明した。これからは自治体が実情に応じて自由にやることも必要とし、強毒性の新型インフルエンザの流行対応に役立てる方針を示した。ワクチンは国が都道府県に配分し、国が定めた優先順位に基づいて、昨年1019日から医療関係者で接種が始まった。持病のある人と妊婦小学3年生以下高校生以下-の順で対象者を広げ、1月18日から府民全員に接種を呼び掛けた。府と市によると、2月末までのワクチン接種者は30万4千人。持病のある人は13万7千人が接種し、対象者の76%に達した。医療関係者は希望者6万人のうち、4万5千人が接種を受けた。しかし、感染時に重症化が懸念された妊婦は8400人で接種率は37%と低く、小学3年生以下は4万7千人で24%、小学4年生以上は4500人で6%、中学生は5500人で8%、高校生は4800人で7%にとどまった。成人の接種者は1万7千人で、わずか1%だった。

 

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来シーズンの季節性インフルエンザワクチンに、A/H1N1インフルエンザも加わる。 WHOが2月に推奨した株の組み合わせでA香港型(H3N2)、A/H1N1(2009)、およびB型の3種類で、Aソ連型(H1N1)は省かれる。南半球ではこの組み合わせで既に始まっている。米国も同じ組み合わせが決定。

 これで季節性と新型のワクチンを一度に接種できるようになる。厚労省は接種を受ける人の経済的、身体的な負担が少ないことを利点に挙げた。
 新型だけのワクチン接種を希望する人には、今シーズン使われなかったワクチンを備蓄して対応する。
 今シーズンのワクチンは当初、季節性のA香港型、Aソ連型、B型の組み合わせであったが、新型流行を受けて新たに新型のワクチンを製造した。世界保健機関(WHO)は2月、来シーズンに向け、Aソ連型を新型に置き換えるよう北半球向けに推奨し、日本もこれを受け入れた。

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日本国内でA/H1N1ワクチンが余った。その理由にはワクチン接種は1回で充分とわかった事、接種希望者が意外に少なかった事、1バイアル10人分と大きすぎ使いづらかったなどなど色々あげられている。昨年10月の時点で欧米でも過剰と考えられていたし1回接種でも良いと9月段階でも分かっていた。国内での例年の季節性インフルエンザ接種は3000万人から4000万人である。新型がそれを上回るわけはない。新型で4000万人以上も接種するのは疑問であったはずなのに最悪のシナリオと言っている。最悪のシナリオについての根拠は薄い。なぜ、ここまで豚インフルエンザは過大にパンデミックとされたのかの検証は必要である。 集団風邪に近いものを、なぜWHOはパンデミックと呼んだか?パンデミック宣言はWHO戦略指令センターから出されたが今、センターは閉じられている。WHOにはすでに緊張感は全くない。豚インフルエンザは世界を不安に陥れた。予想されたパンデミックに対し集団ワクチン接種が行われてきた。しかしインフルエンザは比較的害のないウイルス株によるものと分かった。なぜ、世界は過剰反応してきたか?ドイツの有名な出版社シュピーゲルの編集者達により検証されている。パンデミックに押し上げられたかを解き明かした報告書。ヨーロッパとWHOのパンデミックインフルエンザを巡る内幕を、ある程度明らかにしたシュピーゲルの特集

 

 http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,682613,00.html

03/12/2010

 

Reconstruction of a Mass Hysteria

The Swine Flu Panic of 2009

グロリア村の広場に1.3メートルの高さの70キログラムの青銅の銅像が立っている。世界で最初にブタインフルエンザを打ち負かした奇跡の少年、エドガー・ヘルナンデスの顔がそこには映し出されている。メキシコのラ・グロリア村で5歳のエドガー少年は高熱を出した。近くのペロテ町では50万匹の豚が飼育されていた。悪臭が風に乗って周辺の村の路地に流れ込んできていた。それまでも村人は北米企業による養豚で悪疫が起こることを恐れ嫌がっていた。少年は回復しの症状は急速に消失した。数週間後、カナダの研究所がエドガー少年の咽頭粘液を検査した。少年から得られたウイルスは通常のインフルエンザウイルスではなく、全く新規の病原体である豚インフルエンザウイルスであった。エドガーは新感染症の最初の発病者として”Boy Zero”として歴史に名前を残すことになった。メキシコの少年の病状は軽かった。その後発症した世界の数百万人の感染者も同じように軽かった。新ウイルスは、遺伝子解析や抗体検査等の現代の科学の対象にならなかったなら、その病原性の軽さからそれほど医師達から注目される事も無く世界に拡がり駆遂されていただろう。ハイテク医学とワクチン製造企業のお陰で世界が注目した。これまで、エボラ出血熱からSARS、そして鳥インフルエンザの発生に対して、疫学者、メディア、医師達、医薬品企業のロビースト達が組織だって、世界に重大な破滅的シナリオを示し、新しい感染症による危機発生の危険性を示してきていた。世界102カ国の130カ所以上の研究所では、研究者達が常に新インフルエンザウイルスの発生を見張っている。「そして彼らが待ちかまえているのは、インフルエンザウイルスの変異であり、それにより彼らの活動が始る」。そして一斉に研究者はウイルスの遺伝子分析を行い、製薬企業はワクチン製造に着手し政府は災害対策計画の図面を描いた。深夜を少し回った頃、WHOのインフルエンザ専門家ケイジ・フクダは、米国CDCのインフルエンザ部門のチーフであるナンシー・コックスから電話を受けた。二人はかってアジアにおける鳥インフルエンザ発生の際に一緒に仕事をしたことがある。強毒型鳥インフルエンザが香港で人に感染したときのことを二人は良く覚えていた。感染した人の三分の一が死亡したのであった。フクダは鳥インフルエンザウイルスが人に感染するように変異することを恐れていた。ナンシー・コックスからの電話はフクダにとって重大なものであった。WHOの想定している中等度のパンデミックが始まった。しかし、もしも新型ウイルスが、1918年のスペインインフルエンザのように病原性が高ければ、数千万人の死亡もあり得る。 そこでフクダは迅速に行動を開始しなければならないと考え、すぐに1997年、鳥インフルエンザが香港で人に感染した際、鶏処分を決めた香港保健局の長官で鳥インフルエンザ対策のベテランの1人である現WHO事務局長のマーガレット・チャンに電話を入れた。その後H1N1インフルエンザ対策のセンターが機能し出し、スタッフは3交代制で業務に従事した。業務内容は、世界中の医師、科学者、政治家、企業代表等の会議のためのビデオカンファレンス機材の整備と準備、さらにニュースや地図、統計データ等を用意して大型液晶画面に映すこと等であった。会議では最初にメキシコで死亡した数十人の例について話し合われた。疫学専門家達は科学的に不明確で矛盾に満ちた情報から判断しようとしていた。ウイルスはどの程度早くに拡大するか?感染リスクの高い人々は誰か?通常のインフルエンザワクチンは効果があるのか?そして、ほとんど多くの研究者の疑問は新ウイルスはどの程度危険なのかであった。最善の判断を得るためにチャン事務局長は、15人の専門家による”緊急委員会”を招集し最初のテレビ会議が開かれた。最悪のシナリオを考える?リスクを控えめに判断することは歓迎されない。それ故WHOは最悪のシナリオに沿って対策を講じることを基本とした。鳥インフルエンザの恐ろしいイメージは、新規に現れる病原体に対するイメージを歪めてしまった。高度に危険なウイルスが彼らのイメージの中心にあった。ウイルスが一旦感染を拡大し始めると、それは大惨事につながるように思い込んだ。 メディアも恐怖を煽った。ウイルスが危険なウイルスへ変異することへの関心を示した。インフルエンザ治療およびワクチンに関係する企業は、この問題に取り組む科学者達に資金援助した。WHOのチャン事務局長はこれら企業に対して豚インフルエンザワクチン(製造)を勧めた。WHOはパンデミック危険度をフェーズ5にあげた。パンデミック直前のフェーズである。インフルエンザ研究者達は意気揚々としていた。パンデミックはウイルス学者にとって、天文学者にとっての日食のようなものだ。WHOは141例の死亡例の報告を受けた。多くは重篤な基礎疾患を保有していたが感染者の大多数は軽症であった。6月WHO緊急専門家委員会が開催された。フェーズ6を宣言すべきかテーマは重大であった.?豚インフルエンザはパンデミックとなっているのか?世界各地から参加している専門家達は数時間に及ぶ議論を続けた。会議後チャン事務局長は、記者会見でウイルスは予知性が難しく、また拡大し続けていると語った。そして公的に41年ぶりにパンデミックが発生したと宣言された。「自分は、我々は正しいことを行ったと考えている」、と委員会の座長であるマッケンジー氏は振り返って、そのように語っている。厳密に言うと、彼の発言は正しい。WHOの保健規則に従うと、フェーズ6は新ウイルスが世界の数カ所で拡大し続けて、制御つかない状態とされる。規則では病原性の程度については触れていない。 現実的には、疫学専門家の大多数はパンデミックという用語を、実際に病原性の高いウイルスと結びつけて考えている。WHOのウエブサイトでは、”パンデミックとは?”という質問に、莫大な数の死者と感染者が発生”との意味が含まれていたが、それは2009年5月4日までだった。CNNのレポーターがこの説明と実際のブタインフルエンザの臨床症状が軽度であることを指摘すると、ウエブからそれは突然削除された。明らかにドイツの感染症専門家もWHOのフェーズ6の定義を誤解していた。ドイツの国家パンデミック行動計画によると、インフルエンザ・パンデミックとは、多くの生命が危険に曝され、また失われることも定義に含んでいる。2009年6月11日の状況はこうした定義に一致していない。批判は既になされていて、WHOはなぜ最近流行の風邪をパンデミックとしたのか、その理由を嘲笑と共に尋ねられている。「時々、我々の中でWHOは世界ヒステリア機関と言う者もいる」、と先のカナダのオンタリオ州保健局の主任医療政務官が語っている。パンデミック宣言の決断を下したとき、彼女は英国、中国、日本を含む多くの国が明確な定義無しにフェーズ6に引き上げることに反対しているのは分かっていた。香港の保健局長官はパンデミックの定義を更新すべきだと語った。フェーズ6の定義を調整し、疾患の重症度をも考慮に入れる必要があると。WHOは考えを変えた。多くの人々の警告は消え去った。ジュネーブのWHOと強い関係を持つ団体が、可能な限り早期にフェーズ6宣言を行うことに多大な関心を抱いていたことである。その団体とは製薬企業である。フクダ氏は製薬企業は我々の決定に何ら影響はもっていなかったと語っている。しかし5月中旬、パンデミック宣言の3週前に製薬企業の代表30人がチャンWHO事務局長と国連のバン・ギムン事務総長と会っている。会談の公的目的は、途上国へのワクチン提供の確保ということになっている。しかしこの時点で製薬企業はフェーズ6宣言の問題にしか興味を持っていなかったのである。全てはパンデミック宣言にある。それにより、世界の人口に大量のワクチンを供給する決定がなされる。宣言により企業のレジスターがベルの響きと共に開けられる。それは全くリスクを伴わない現金収入である。その理由は、既に多くの国と製薬企業の間で、パンデミックワクチン購入の契約がなされていたからである。例えば、ドイツは英国のグラクソスミスクライン社と2007年に、パンデミック宣言がなされると直ちにパンデミックワクチンを購入することを契約している。それ故英国政府の科学的顧問であるロイ・アンダーソン教授が、5月1日に、ブタインフルエンザのパンデミック宣言を行ったことが理解される。同教授はグラクソスミスクライン社から年収として17万7千ドル以上得ているとされるが、同教授はそれについてはノーコメントである。6月中旬、グラクソ社のドイツ支社のトップが、ドイツの保健大臣ウラ・シュミットに、契約に従った供給量の確認を求めた。またグラクソ社はドイツ国内の各州に対して、契約に従った発注を行うように求めた。2009年7月4日映画”ハリー・ポッター”の出演俳優であるルペルト・グリントがブタインフルエンザに感染。「最初死ぬかと思った。しかし実際は咽頭痛だけだった」。2009年7月14日ドイツ国内で727人が公的に感染者数として発表される。しかし死者は報告されてない。2009年8月南半球オーストラリアのインフルエンザシーズンが終了した。ワクチン無しに死者数は190人だった。通常の季節性インフルエンザシーズンに比較して有意に少ない数であった。ブタインフルエンザの危険性は先に予想されたよりも小さい可能性があった。しかしブタインフルエンザワクチンはアジュバントが添加され副作用も効果も充分に検証されておらず臨床試験さえ十分になされてなかったにも拘らず、各国はWHOのパンデミック宣言で恐怖を煽られ、ワクチンを製薬企業に注文契約した。ワクチンはそして製薬企業に180億ドル(約2兆円)の新たな収益がもたらされた。年間のタミフル売り上げも435%に増えて22億ユーロ(2700億円)となった。ドイツ政府は1000万接種量のワクチン(パンデムリクス)をパキスタンに売却することを考慮した。パンデミックとは何だったのか?これら対策は全て緊急対策として理にかなっていたのだろうか?ポーランド政府だけは全てのワクチンの購入を拒否している。それはポーランドでは約170人がブタインフルエンザで死亡したが、その数は季節性インフルエンザによる年間死亡数よりも遙かに少なかったからである。

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Avian influenza - situation in Egypt - update 32

12 March 2010 -- The Ministry of Health of Egypt has announced two new cases of human H5N1 avian influenza infection.

The first case is a 20 year-old pregnant female from El Khanka district, Qaliobia Governorate. She was hospitalized on 5 March where she received oseltamivir treatment and died on 9 March.

The second case is a 1 and a half year-old male from Elhamool district, Kfr Elsheikh Governorate. He was hospitalized on 2 March, where he received oseltamivir treatment. He is in a stable condition.

Investigations into the source of infection indicated that the two cases had exposure to sick and dead poultry.

The cases were confirmed by the Egyptian Central Public Health Laboratories, a National Influenza Center of the WHO Global Influenza Surveillance Network (GISN).

Egyptian authorities have also reported the death of a previously announced case; the 53 year-old male from Shobra Elkhima district, Qaliobia Governorate who developed symptoms on 27 February.

Of the 106 laboratory confirmed cases of Avian influenza A(H5N1) reported in Egypt, 32 have been fatal.

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介護保険制度がはじまって10年が過ぎ、この間の認知症の早期発見、治療薬の開発、ケアの進歩で認知症は治らない恐ろしい病気であるとの常識ががらりと変わりました。今、認知症の人は全国で170万人います。今後も高齢者人口が増えるに従い増加が予想されます。誰もが認知症に罹る可能性があるのです。認知症は脳に病変が起こり記憶を中心にして精神障害が生じます。種類には①アルツハイマー型認知症:脳が縮み血流も低下します。女性に多く認知症の半数を占めます。物忘れのほか時間や場所が分らず、判断・理解が障害されます。②.脳血管性認知症:脳梗塞が関係し20%を占めます。高血圧、糖尿病、高脂血症や喫煙などの生活習慣が関係し男性に多い。手足の麻痺や歩行障害に物忘れ、怒り易いなどの感情失禁を伴います。③レビー小体型認知症:認知障害は軽いが幻覚や妄想などから被害妄想・嫉妬妄想など精神症状が起こり介護を大変にします。20%を占めます。その他、頭を打った後の硬膜下血腫など治療で治る認知症も有りますのでCT,MRI検査で診断を受ける事も大切です。認知症の始まりには日常の家事の中での鍋焦がし、同じものを買い込むなどの兆候が見られます。それに早く気付く事が大切です。症状には大きく2つ①中核症状:脳の病変から生じる記憶、判断・理解力障害。②周辺症状:記憶障害がもとになり不安や戸惑いからの徘徊、暴言、暴行、妄想、せん妄で周りの対応や環境に影響されます。認知症の治療薬として中核症状の進行を遅らせるアリセプトがあり、早期からの服用で大きい効果が得られます。周辺症状に対してはその人を中心に置いた本人本位の適切なケアが基本です。時に医療の介入も必要な場合もあり、幻視、妄想などに対して漢方薬の抑肝散などの効果も注目されています。認知症の人は言葉に出せないがプライドなどの感情をしっかり持っているのです。この事を理解し介護に当たる必要があります。徘徊など周辺症状には必ず何らかの理由があるので本人の言葉に耳を傾け決して否定せずに一緒に考え行動するのが良いのです。認知症の人を家族だけで介護するのは非常に難しく、最後には疲れ果て虐待も生じがちです。独居の人は悪徳商法の被害に会う事も大きな問題となっており、成年後見など権利擁護制度を利用します。認知症かも知れないと感じたら迷わず懸かり付け医や市役所の地域包括支援センターに相談して下さい。医師会では地域の医師が早期に認知症に気付いて対応が出来るようかかりつけ医認知症対応力向上研修を実施しており、専門病院、地域包括支援センター、社会福祉協議会、介護事業所や居宅介護支援事業所等との連携を深めています。さらに行政は住民が認知症を理解して地域ぐるみで認知症の人とその家族を支援する運動を行なっています。家族だけで悩みを抱えずに主治医や、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所のケアマネージャー等に相談して、医療・介護サービスや地域住民の支援を受ける事が大切です。最後に認知症予防としては①体を動かす②人と交流する③脳血管を傷つける高血圧、肥満、糖尿病、高脂血症や喫煙などの生活習慣病を治すなど守る健康とさらに創る健康に心掛ける事です。

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 新型インフルエンザワクチンによる副作用で健康被害が出た場合の救済について、死亡時の補償金を最大約3300万円に増額する方針を厚生労働省が固めたことが11日、分かった。同省は新型ワクチンの接種を円滑に進めるため、予防接種法を改正し、補償額を増やすとしていた。
 政府は12日にも予防接種法改正案を閣議決定し、近く今国会に提出する。(時事通信)

国立感染研の3月1日から7日までの定点情報は定点値0.70.8。定点医療機関を1週間に平均0.7人のインフルエンザ患者が受診している計算になる。 流行基準は1.0以上なので流行が終息したと言える。患者数の増加傾向時は1.0を超えれば対数的に感染者数が増えて流行が開始したと判断されるが感染者数が減少傾向の場合はて1.0以下に下がれば流行の終息が予知される。昨年暮れの首都圏や大阪、北海道での流行が今のような傾向にあり、その時すでに小康状態に入っていた。季節性インフルエンザのウイルスは「ヒト型」で、人の体温に近い36度で増えやすい。新型は41度で増えやすいのでブタ型の特徴を有したままである。これから人に感染しやすいウイルスに変異したら患者が増加してくることも十分に考えられるとする研究者もおり、北半球では冬の間の感染拡大はなかったので、まだ終息宣言は出せないとコメントしている。 A/H1N1インフルエンザ感染は低気温に依存しない事はカナダや北欧での冬の流行の終息、北海道での暮れの流行終息などから明らかで、ウイルス拡大はむしろ暖かい南アジア、中東で見られた。 しかし、今後気温が上がると各地で再流行するかとなると、集団免疫がある程度出来ていること、さらに易感染層が小児が中心であり、その層の中での集団免疫獲得率が高いことから、小発生は見られることはあっても大きな流行はないと考えられる。 インドネシアからの情報。 WHOは現在、香港と日本の国立感染研だけにある鳥インフルエンザ研究協同機関をインドネシア国内にも設立するインドネシアにWHOの協同研究機関が出来ると、インドネシアのH5N1鳥インフルエンザ対策も加速的に進む。  シンガポールは、今年度1人ずつ死亡しているインドネシアとベトナムに挟まれているためH5N1鳥インフルエンザウイルスが変異したら非常に危険な状態に陥ることが危惧されるためH5N1インフルエンザワクチンを100万接種量購入する。シンガポールの人口は470万人。 現在の人の発病では致死率6割台とされる。 スペインインフルエンザ並の致死率のインフルエンザが発生することは可能なのか未定であるが、確率的には非常に低い。しかし対策は必要である。変異ウイルスが、どこかの研究所の試験管から漏れ出すことだってあり得る。2009A/H1N1ウイルスも人為的作成の疑いがもたれ、WHOも緊急に専門家会議を開いぐらいである。

 

南半球のニュージーランドの最新週(2月28日~3月6日)のインフルエンザ情報。

 ニュウージーランドでのインフルエンザ発生数は非常に少ない。 A/H1N1流行が昨年冬(北半球では夏、7~9月)発生以来、現在の秋まで約5ヶ月間再燃はしていない。インフルエンザ予防啓発が政府から発表され、現在A/H1N1を含む季節性インフルエンザワクチン接種が行われている。ワクチンの効果が発揮されたなら、この冬(北半球での7~9月)には流行は相当抑えられるはずだ。 ニュージーランドとオーストラリアの今後成り行きが北半球での来期のインフルエンザシーズン対策の重要な情報となる。 


 外来患者10万人中に占められるインフルエンザ様患者の数。400人以上が流行域(epidemic level)。

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 これから秋に向かう南半球のニュウジーランドはインフルエンザの季節到来である。季節性インフルエンザに対するワクチンはすでに全国の家庭医の下に配布された。今年は、多くの人々に接種が可能であり2010年のワクチンには、パンデミックA/H1N1インフルエンザを含めて3種類のウイルスに有効である。公衆衛生局長官はA/H1N1インフルエンザはこの秋の3月末から4月にかけて再流行する恐れが大きいのでなるべく早くワクチン接種を受けるように呼びかけている。ワクチン接種後免疫ができるまでに2週間を要する。季節性インフルエンザワクチンは3月から6月末までは以下のグループは無料である*65歳以上    小児を含む64歳以下の人々で心疾患、脳卒中、糖尿病、慢性呼吸器疾患、腎臓疾患、多くのガンなど慢性疾患の保有者。それに本年限定の妊婦、重症肥満、6ヶ月から5歳までの小児。

    保健省と国家インフルエンザ対策戦略グループ(NISG)は、国民にこの冬に自分および家族がインフルエンザに罹患しないように、以下の事項に留意するように注意を促している。

・ワクチン接種 

・手指衛生

・発症したときは自宅で静養.

・体調不良の時は職場や学校を欠席

・咳エチケット

・無料ワクチン接種の対応となっていない人々も家

庭医の下で低価格で接種を受けられる。多くの雇

用主は従業員に無料のワクチン接種を提供してい

る。

 

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 韓国バイオ製薬企業のセルトリオンは、各種A型インフルエンザウイルスに効果があるとして期待されるヒトモノクローナル抗体を開発した。 このモノクローナル抗体は試験管内と動物実験でパンデミックH1N1H5N1鳥インフルエンザのウイルス株に反応した。霊長類やヒトでの臨床試験はこれから行なわれ、来年の出荷を予定している。
 モノクローナル抗体の開発は、米国や他の国でも開発しているがセルトリオンが先行している。この抗体を使用した治療を同社は、
the drug a Super Flu-Antibody Therapyと呼んでいる。

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 予防は治療に勝る。医療費節減の面からも費用対効果は抜群である。ワクチンで予防できる病気はワクチンで防ぐ事は今や世界標準である。医学の進歩で人類が享受できる技術を国民が平等に受けられる。医療保険の利かない予防に公費をつぎ込みそれを平等に受ける権利が国民にはある。憲法が保障する基本的人権である。国民の命を経済的格差で区別すべきではない。

 

乳幼児の細菌性髄膜炎を予防するインフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチンや子宮がんを予防する子宮頸がんワクチンが相次いで発売された。しかし、接種費用が高額なため医師や患者団体から公費補助を求める声が上がっている。2月に乳幼児用に発売された肺炎球菌ワクチンと、2008年12月に発売されたインフルエンザ菌b型(ヒブ)のワクチンを接種すれば、8~9割の細菌性髄膜炎を防げる。細菌性髄膜炎は、年間推計で1000人近くが発症し、約5%が死亡、15~25%に脳機能障害などの後遺症が残る。一方、子宮がんの一種、子宮(けい)がんは年間約2500人が死亡し、20歳代の若い女性で増えている。子宮頸がんワクチンは、初めてのがん予防ワクチンで昨年12月に発売された。1回1万5000円~2万円程度で、3回の接種が必要。4万5000円以上になる。いずれも有料の任意接種で肺炎球菌ワクチンは1回9000円~1万円、ヒブワクチンは1回7000円~9000円程度かかる。子宮頸がんワクチンは、初めてのがん予防ワクチンで昨年12月に発売された。1回1万5000円~2万円程度で、3回の接種が必要。4万5000円以上になる。 海外では、細菌性髄膜炎について、ヒブは130以上の国、肺炎球菌は45か国、子宮頸がんワクチンは、アメリカ、イギリスなどで定期接種になっている。

 厚生労働省は、今国会に予防接種法の改正案を提出する予定だが、新型インフルエンザワクチンの接種に関する規定の変更のみにとどまり、これらのワクチンをどう位置づけるかは今後の検討課題としている。

  定期接種 予防接種法で規定される。はしか、ポリオなど集団感染の予防に重点を置き、接種努力義務がある一類と、個人の発病や重症化の防止を主な目的にする二類に分かれる。自治体の補助が出るため、無料または安価で接種を受けることができる。副作用が認定された場合、補償される。

 

19世紀末に始まった細菌学の急速な進歩、予防接種対応などで古典的感染症がコントロール出来る様になり、その後の薬剤の進歩、施設利用などで近代医学はもう成長限界かと錯覚する程に成熟している。そのため公衆衛生はむしろ停滞している印象のある現在、身体はさておき心を含めた健康が課題となって来ている。しかしグローバル化に関係した最近のBSE、サーズ、トリインフルエンザ、エイズ、アスベスト問題を含む感染症、公害、食品衛生など一般住民集団への健康被害に対する脅威は、国の保健医療政策と共に社会医学としての公衆衛生の重要性をクローズアップさせている。①禁煙対策活動、特に小・中学生への「たばこの健康被害」に関する教育②予防接種法改正の情報提供③予防接種のさらなる相互乗り入れの推進④感染症の予防危機管理対策⑤院内感染防止対策⑥医療廃棄物適正対応を挙げた。私の仕事はこの計画実行のために広報、啓蒙を中心に地域医療保健行政、医師会組織、住民等との連携と協働をコージネートする役割と考えている。人を説得するにはまず我が身から。医療従事者の禁煙対策に注意を向けたいと考えている。

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2010.03.09 06:50 |  その他(一般)  |  でんさん  | 推薦数 : 0

B型の流行

ECDCの報告では、スウエーデンでB型インフルエンザが主流となって流行しているようだ。B型はこれまで中国本土、香港、そして台湾で流行していたが、ヨーロッパではスウエーデンが初めてだ。日本でも若干出てきているが、4月に入ると通常は消えるから、今年度のB型流行の可能性は低い。 

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