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2007.03.04 12:36 |  診療  |  仕事 / 職場  |  daisy  | 推薦数 : 3

心苦しいこと

まだ開設したばかりなのに、ピックアップブログにあげられちゃって、恥ずかしい限りです><

ランダムなのかな???

 

訪問者が激増しているので、ここで、いつもいつも他科の先生方に申し訳なく思っていることを書こうかと思います。

 

私はとある大学病院に勤めています。うちの病院も最近の流れに乗って、数年前開放病棟になりました。

これがすごいネックなのです@@

大学病院で日直や当直をしていると、当然ながら、救急隊の受け入れ要請や他院からの受け入れ要請があります。

 

ですが・・・

ほとんど受けられないんです><

 

他科の先生方にはこれが理解しづらいことも多いようで、お叱りを受けることもあります。

本来特定機能病院である大学病院は重症救急疾患などの急性期を扱うことが他科では当たり前なんだと思うんですが

 

開放病棟では精神科の重症で救急を要するような患者さんを診ることはできないのです;;

精神科で重症急性期というと、”精神運動興奮状態”と言われるような大暴れをしていたり、自傷他害のおそれが切迫しているような状態なんですよね。

そうすると、一番重要なのが、”安全の確保”なわけです。

方法としては、精神保健指定医の診察の上で、必要に応じて隔離、拘束、薬物投与が重要になります。

 

しかし、開放病棟であるうちの大学病院では、隔離を行える部屋がたった1床しかなく、常に誰かが使用している有様です(・・;)

そうすると「すみません、すみません」といいながら要請を断る毎日になってしまうのです><

 

  なんで大学病院で本当の急性期がみれないの?

というジレンマに苛まれます・・・

 

あと、もう一つの問題として、自傷他害の疑いが強くなくとも不穏の患者さんを受けづらいのもあります。

それは、大学病院の入院患者さんが軽症化しているということと深くかかわってきます。

昔は精神科というのはいろんな偏見もありましたが、最近は精神科に入院されている方も、大学病院などではうつ病が大半を占め、従来の精神科からすると「普通」の人々が多いです。

そうすると、精神科といえど、大声を出している患者さんがいると、ナイーブ(?)な患者さんが多いので、具合が悪くなってしまったり、クレームが出てしまったりします(・・;)

 

10年前と現在の精神科医療って全然違うのでしょうね。

 

というわけで、嫌な思いをされ精神科は頼りないと思われている他科の先生方・・・

本当にすみません><

 

時代の波には逆らえないんですかねぇ・・・

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自分はいわゆる単科精神病院に勤務しています。開放化が好ましいとは思いません。どっちかというと、一般社会であれ、病院内であれ、社会生活不能の人を閉鎖環境で診ることが精神科病棟に望まれるのではないでしょうか。開放病棟は不要です。それならいわゆる施設でよいのです。不穏状態の人をきっちり診るが、病床は最小限、個室率も上げる、というのが良いと思います。まぁ、こういうのは病院全体のニーズに基づいて決められるのが好ましいでしょうが、精神科だけだけのこと考えて病棟つくるから開放化、というわけのわからないことになるんでしょうね。不穏状態の人を胸を張って受けられるようになると、一般科の先生がたももう少し精神科を見直してくれるのではないでしょうか。比較的若い自分たちが今後精神科を望ましいものに変えていかなくてはいけないでしょうね。
written by s / 2007.03.05 21:55
はじめまして。若手精神科医のblogとして楽しみに見ています。私は精神科単科病院に勤めています。
私の属する大学も開放病床しかなく、いつも治療したい人を入院にすることが出来なくて、辛かったです。
開放化が最近の流れなのでしょうか?
結局、総合病院精神科は医療経営上もうからないというからなのでしょうか?
うつ病などの患者さんのストレスケア病棟も大事だと思いますが、重い精神障害や自殺企図患者の治療に医療資源をしっかりと使うことはもっと大事だと思います。
daisy先生、今後もお互いにがんばっていきましょう。
written by tomok / 2007.03.07 19:54

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