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最近マスコミの医療バッシングが、医療関係者のコミュニティーやブログで騒がれていますね。
精神科治療学の2月号だったか
というのが載っていました。
新米精神科医には、はじめて聞く言葉でしたが
境界性人格障害で見られるような、スプリッティングのようなことが、外因状況によって引き起こされるというのです。
分からない人に。
スプリッティングというのはKleinという人が言った言葉なんですかね。
「自我ないし対象の良い面と悪い面を別々に認知しようとする乳児期の原始的防衛機制」で「欲求を満足させる良い対象(自己)が欲求不満足的な悪い対象(自己)に破壊される不安を防衛」するためにあるようで・・・(“精神症候学”より)
難しいですね・・・
つまりは対象が自分の欲求を完全に満たしてくれる存在だと思っているうちは、対象を徹底的に理想化し、そうでないとわかったそのときから、対象を徹底的にこき下ろすという、ボーダラインで見られる現象に繋がるんだと思いますが・・・
じつはこの現象は境界性人格障害でのみ見られるわけではない!というわけなんですね。
「精神科治療学」に載ってたその記事によると
(手元にないので記憶を頼りに書きますが)
「絶対悪all bad な状況に人が遭遇したとき、その人は全能all goodの庇護者を求めるが、どんな庇護者も全能でありえないため、ここで被害者が全能でない庇護者を徹底的にこき下ろす現象がおきる」(意訳しています、間違っていたらすみません(^-^;)
これが外因性ボーダーライン状況だというのです。
医療に於いてall badな出来事なんてたくさんありますね。
「大事な人の死」なんてものは最たるもので、他にも「後遺症」などなど
そうすると、それを救うべき立場にいる医療は全能all goodであるべきだという心理が生まれるというのです。
しかし、巷でもう言われている通り、医療に絶対はありえない。全能になりえないものなんですよね。
だから
「医者は患者を放って行くのか!」「やぶ医者め」
「医者は傲慢きわまりない人種だ」という徹底的なこき下ろし=医療バッシングは起きている・・・
というわけですかね
と考えていくと、医療側の社会に対する対処方法が変わってきますね。
いくら、いかに医療が全能でありえないかということを説いても何の収穫も得られないかもしれません。
境界性人格障害における治療の一番大事なことは
「枠を決める」ことだと、教わりました。
つまりこの状況を打開する唯一の方法は医療にも「枠をきっちりと定める」ということになりますね。
「これこれこういうことは出来ます。どこでも変わりません。これは出来ません。無理なものは無理です。」
と切り捨てるのも治療上有効かもしれません
・・・とすると、いまのここかしこで起こっている医療崩壊はやはり建て直し(社会全体の治療!?)への一歩なんですかね
サービスサービス、患者様~と甘やかすのは、
「医者なんだからなんとかしろゴルァ」なんていう退行をどんどん助長してしまい、治療は困難になる一方の気がします・・・
相変わらず注意欠陥な文章ですが(^-^;
読んでくださった方、ありがとうございますw
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コメント
コメント一覧
なるほど。そういう名前がついた現象なんですか。
身をもって体験したことがあります。
スプリッティング。
相手の何がどう変わったのか解らず
たいへん傷つきました。
マスコミのは、もっと違った理由からだと思います。
チョムスキー(米)あたりが何か書いていると思います。
最近多くて、ちょっぴり疲れています(^-^;
チョムスキーですか。読んだ事が無いので、時間を見つけて読んでみます^^
ありがとうございました(*^^)
ダンナがボーダーです。嫌がって通院していませんが。
別れたら必ず自殺すると脅されたりするので、何か方法は無いかとあっちこっちネットサーフしていてたどり着きました。
スプリッティングというんですね。
理想化して、いきなり憎まれるのは大変です。
お医者さんならと思ってしまいがちですが、お医者さんも大変なんですね。1つ、勉強になりました。
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