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最近、医療訴訟が問題になっていますが、すべての業務にはある程度のリスクを伴います。100%完全にすることはできないのです。確率論から言っても、ミスや不良品などは発生するわけです。そのミスや不良品を少なくしたり、損失を少なくするのがリスク管理です。
人間が行う業務に100%完全なものはありません。
医療ミスとして攻めるよりは、できるだけミスを少なくする管理が重要です。医師一人に対する負担が多くなっている以上、その物理的な負担を減らさない限り、ミスを減らすことは難しいのです。
医師偏在による医療崩壊は、今に始まった話ではありません。私自身は、医学部卒業したときから意識をしていましたので、そのときには厚生省(当時)に入省も考えました。しかし、自分の実力では、医療制度、医局制度を変えることはできず、結局、政治では大臣、行政では事務次官をトップする官僚制度の中では「郷に入っては郷に従え」「朱に交われば赤くなる」ということになっていたと思います。
今でも、金と向け合っているファンド(例えば村上ファンド)の待遇と比較して、生命に向き合っている医師の待遇の低いこと。生命はお金に替える事はできないのに、労働単価が低い状態が続けば、ますます医療崩壊は進むでしょう。
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