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2007.03.09 13:45 |  仕事 / 職場  |  お金 / 株  |  恋愛 / 結婚  |  Doctor Aki  | 推薦数 : 1

祝・卒業 「贈る言葉」

昨日は、息子の高校の卒業式だった。卒業生を送り出す3年生担任の先生方から、これから新たな人生に旅立つ卒業生達に、一言ずつ「贈る言葉」が残された。卒業を祝いつつ、これから歩くであろう彼らの様々な人生を思っての万感の言葉・・

そう、息子の担任の先生の語る「贈る言葉」・・・よかった!素朴であり、本来当たり前であるはずのことではある。しかし、それが見失われている現代だからこそ、きっと今後、彼ら若者が大学や社会に出て、いろいろな現実にぶつかり矛盾を感じた時に、ふと思い出し心の糧になるのだろう。先生の言葉、ここに紹介させてね・・・一生懸命に生きている誰もの心に響く言葉だから。

「・・卒業おめでとうございます。進路が決まった人も、もう少し受験勉強する予定の人も、これから人生の第2ステージが始まりますね。今後行き当たるであろう様々な事を考えると胸がかなり痛んだりもしますが、ブンジで培った力を生かし、自分の人生を切り開いていってください。あまり先のことを考えても実はあまり意味がありません。何事もね、思うようにはなりませんから。今自分にできることに、誠実に、真摯な気持ちで取り組んでいって下さい。そして願わくは、君たちがブンジに入学したての頃、学年集会で進路に関して小林進先生がおしゃったことを覚えていますかね。
“世のため人のために働きなさい”ということ。
私利私欲の権化のような人たちが跳梁跋扈しているご時世ですが、どんな道に進むにしても、君たちはこの気持ちだけは心の中に刻んでおいてくださいね。それではよい人生を。     小曽根 豪」

社会の隅々に、こうした“良心”を持った方々が地道にしっかり生きていらっしゃる。そして、その“良心”を、次の世代の純粋な感性に、こうしてひっそりと、しかし確実に伝えている。教育改革とか、教育基本法を変えるとか、・・そんな形式上の問題ではなく、こうした人と人の直接のコミュニケーションからこそ、本当の教育が実践され継承さてていく。本当に当たり前のことなんだが・・

 

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2006.10.11 22:10 |  お金 / 株  |  恋愛 / 結婚  |  映画 / 音楽 / 読書  |  Doctor Aki  | 推薦数 : 1

誘い(いざない)

何年前頃だったろう・・・この詩がインターネットに乗って、世界中の多くの人々の心を揺さぶったのは。この私においても、心の奥で一生懸命守っていた思いが、この詩により大きく揺すぶられ涙した。そして、その頃信頼申し上げていた方に贈った懐かしい詩でもある。
しばらく心の片隅に忘れ去られていたこの詩が、先日何気なく開いた本の第1ページに突然現れた。懐かしい方に偶然思い掛けなく再会したような感慨があった・・
以下はその詩の一部であるが、よろしければ、心に問い掛けつつ読んで頂ければ・・

・・・あなたの話していることが本当かどうか、わたしには興味はない
知りたいのはむしろ、あなたが他人を落胆させることを恐れずに、自分に正直になれるかどうか、
そして裏切ったと非難されても耐え、自分自身の魂を裏切らずにいられるかどうかだ

あなたが誠実で、それゆえに信頼できる人間なのかどうか知りたい。
きれいでない日常的なものの中に美を見いだすことができるのかどうか、
そして自分の生の源は神の存在にあると言えるのかどうか知りたい

あなたが失敗に耐え、湖の縁に立って銀色の月の呼びかけに答えることができるのかどうか知りたい

あなたがどこに住んでいようと、どのくらい金を持っていようと、わたしには興味はない
知りたいのはむしろ、悲嘆と絶望の夜のあと、疲れ果て、骨の髄まで打ちのめされて、
それでも起きあがり、子ども達のためにせねばならぬことをなしうるかどうかだ

あなたが何者か、どうやってここに来たのか、わたしには興味はない
知りたいのはむしろ、わたしといっしょに炎の中心に立ち、しり込みしないかどうかだ

どこで、誰といっしょに、何を学んだか、わたしには興味ない
知りたいのはむしろ、ほかのすべてが崩壊したとき、何があなたを内から支えるかだ
ひとりぼっちでも平気かどうか、そして孤独なときの自分をほんとうに好きかどうか知りたい

ネイティブ・アメリカンの古老、オリア・マウンテン・ドリーマーの言葉より、「誘い(いざない)」

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2006.07.12 21:40 |  研究  |  恋愛 / 結婚  |  映画 / 音楽 / 読書  |  Doctor Aki  | 推薦数 : 2

自閉症の世界

最近、「火星の人類学者 脳神経科医と7人の奇妙な患者」脳神経科医オリヴァー・サックス著(早川書房)を再び手に取る機会があった。一般人の病気観を覆す全米ベストセラーの医学エッセイ、読まれた方も多いと思う。
自閉症で生物学者であるテンプル・グランディン。「脳に障害を持ち、不可思議な症状に悩まされる7人の患者」の一例として描かれてある。

「・・“単純で力強く、普遍的な”感情なら理解できるが、複雑な感情やだましあいとなるとお手上げだという。“そういうとき、私は火星の人類学者のような気がします”と彼女は言った・・」
「私は恋に落ちたことがありません。恋に落ちて、有頂天になるということがどんなことか、わからないのです。」
「夜空の星を見上げるとき、“荘厳”な気持ちになるはずだというのは知っていますが、でもそうはならないのです。・・・頭では理解できます。ビッグバンや宇宙の始まり、私たちは何故ここにいるのだろうといったことを考えます。・・」

そう、彼女は人や自然に心動かされることはない。人として、きめ細やかな感情を感じることはない。そして彼女自身、その脳障害について鋭い考察をしている。
「脳の“感情の回路”が損なわれている思いが強い・・・この回路が、扁桃体(大脳辺縁系)と前頭前野とを結びつける役割をしているのではないか・・」

確かに彼女はそうした脳の障害を持っている。しかし、驚くべきことを、彼女は感じ信じている。
「私が本当に悪いことをしたら、神の罰がくだり、空港へ行く途中で車の操縦系統が故障してしまうかもしれません・・」
サックスも解説している。「法律は彼女にとって単なる国法ではなく、はるかに深い意味のある神聖な、あるいは宇宙的なもので、違反すれば破壊的な結果をもたらし、自然の流れそのものすら崩れかねないのだ。・・」

彼女は「普通の人」以上に、“宇宙の摂理、因果応報の真実”を絶対的真理として感じている。
最後に再び彼女の言葉を・・「遠く離れた空間の運動、量子論などについてお読みでしょう。私は食肉プラントに出かけるときはいつでも、とても慎重でなければならないと感じます。神が見ているからです。量子論に触れるかもしれないからです。」

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