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先日、「望年会」へ参加してきた。望年会?・・・「忘年会」ではなく「望年会」・・・年を忘れるのではなくて、新しい年を望む会!NPO法人自殺対策支援センターライフリンクの望年会が、事務所近くの実に美味し~い沖縄料理のお店(芭蕉布の里)で行われた。
ライフリンク会員は全国にいらっしゃる。だから地理的に全員参加は無理・・・それでも十数名ほどの方が集まって下さった。
ライフリンクには、自殺対策支援に関心を持つ実にいろんな立場・分野の方が、会員として所属なさっている。今回の望年会に参加された方も、元NHKディレクター(清水代表)・自死遺族の方々・各宗派の僧侶の方々・元新聞記者・現新聞記者・看護学校教師・看護学校学生・これから修道院に入る方・心理学を勉強されている方・医師、等々・・
いろいろな環境の方々が、「自殺対策支援」という共通の意識で集まり、お互いのそれぞれの思いや願いを、率直に真面目に語り合った・・・嬉しい楽しいひとときだった。
そして何よりも、ひとりひとりの方が、それぞれに辛く大変な状況・環境を“一生懸命生きている”、その真摯な姿にとても心打たれた・・・
また、異なる分野の方だからこそ、お互いに教えられることがあり新しく気づかされることがある。やはり実際体験した方ではなければわからないことが多々ある・・・こうした人と人との幾つもの出会い・繋がりから、ひとつひとつ新しい世界がまた創られていくのだろう。
“今年はいろいろありがとうございました”・・・望年会の最後に心から出た言葉だった。
「食べ物とスピリット~ネイティブ・アメリカンに学ぶ~」というテーマの公開講座を聴いた。講師は、翻訳家である北山耕平氏。彼は雑誌特派員として、70年代後半をアメリカで過ごされた。その時にネイティブ・アメリカンのメディスンマンと出逢い、現在その世界観を日本の次の世代に伝え続けている。
講座では、約2時間半近く、淡々と穏やかに語り続けられた。10枚以上のノート記録から、以下心に残った事を少々・・
・・・ネイティブ・アメリカンの人々は、ベジタリアンであった。その中心は“トウモロコシ”であり、それは太陽Great Spiritからの贈り物、神聖な食べ物であっという。“食べる”と言うことは、単に腹を満たすことでは決してなく、食物から生命Spiritを頂くこと、感謝と共に・・
そして、この世界は人間の理解を超えたものが満ちているという。それをこそMedicineと呼び、又それはSpiritであり、目に見えない力Energy・・
特にはっとさせられたのは、その世界観・文化伝統を、部族全体の大人達が、24時間日常生活の中で、子ども達に伝えていたということ。
それが「教育」であり、つまりは、部族全体が「学校」であり、部族全員が「先生」であった。子ども達は一貫して、Spiritがいる世界の中で大切に育てられてきた・・
しかし、白人が来て隔離政策を行い、子ども達は何百キロも離れた「学校」へ入れられた。部族の言葉を教えられず、鞭で叩かれた。12年間後、部族に帰って来たときには、完全に文化は断ち切られていた・・
すべてが繋がっているSpiritの次元の世界。それは24時間日々の体験の教育で初めて理解修得されること。それは今完全に失われた・・
伝統文化では、「時間」という観念は、初めも終わりもない“輪”であり、「今日はよかった!この日が続きますように・・」であったそうだ。
しかし、西洋文化が入ってからは、「時間」は“直線”になり、始まりがあり終わりがあるようになった。だから「今日より明日の方がもっと豊かに!今日には満足してない!」になった・・
講座の最後に聴いてみた・・自殺、自らいのちを断つということは、ネイティブ・アメリカンにとってどういう意味があるのか・・
・・伝統文化があった頃は、自殺はほとんどなかったそうだ。しかし今、若者の自殺率は、非常に高くなっているという。価値の崩壊や経済的貧困から、“絶望”のため自殺する若者達・・
だって現在では、「親のようになってくれるな!」らしい。
以前は、「親のようになれ!」と言われてきたのが・・
参考書籍:「ネイティブ・マインド」(地湧社)「ローリング・サンダー」(平河出版社)など多数
「生命のメッセージ展」~理不尽に生命を失った者へのレクリエム~をご存知でしょうか?2001年から全国各地で開催され、今年最近では、東京都稲城市で企画開催された。協力団体として、被害者支援を創る会・全国交通事故遺族の会・NPO法人ジェントルハートプロジェクト・交通事故調査の開示を求める会・おおさか被害者支援センター・杉並区・日野市・稲城市商工会議所・内閣府など。そしてNPO法人自殺対策支援センターライフリンクも今回初出展させて頂いた。
初日のオープンセレモニーは、119名のメッセンジャー(生命を奪われた方々)への黙祷から始まり、稲城市長や稲城教育長の熱い思いをこめた挨拶、そして遺族の方が涙し・・それをNHKがテレビ撮影していた。
メインの展示は、ひとりひとりの等身大の人型119体の展示。そして彼らの遺品の「靴」がその足下にひっそりと置かれてあり、人型にはひとりひとりの素顔の写真やご家族からのメッセージが添えられてあった。
私は特に心の準備もないまま、そのメッセージを読み始め、直に気づかされた。その重さと切なさを!そして展示室を出て気持ちを静め、また読んで・・
すべての生命(いのち)は繋がっている。繋がりのある生命がその繋がりを断たれる「悲しみ」は壮絶である。しかし現在、飲酒運転などの交通事故、リンチや無差別殺人などの犯罪、そして多重債務やいじめなど社会的要因で追い詰められての自殺など、多くの人が理不尽に生命を断ち切られている。世界に目を向けてみれば、大勢の人が、戦争・飢餓・災害などで生命を断ち切られている現状。しかしその悲しみは、犠牲者の「数字」というデータの中に埋もれてしまっている・・
生命は深いところで確かに繋がっている。「つながるいのち、いのちのつながり」・・NPO法人自殺対策支援センターライフリンクの理念でもある。これは、生命の本質であり、いにしえから伝えられてきた「神」の概念とも関連する。誰の生命も、空間的にも時間的にも、断ち切ってはならない。自然の法則において、宇宙の摂理において・・
生命のメッセージ展HP http://www.inochi-message.com/
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「DAYS JAPAN 」という“世界を視る”フォトジャーナリズム月刊誌がある。その編集長である広河隆一氏のHIROPRESS Direct (転載可)よりの抜粋。
「・・・ご本人も農業をやっている加藤登紀子さんから、ある日、すぐに来てほしいと言われた。話を聞いて、これは大変だと思い、急遽“今コメが危ない 暴走する遺伝子組みえ”という特集を組んだ。その恐ろしい内容はもう読んでいただけたろうか?
“自殺遺伝子”まで組み込んで、タネの利益を独占しようというモンサント社と、それに習って、日本でコメの遺伝子組み換えに狂奔する政府。コメは今巨額の関税をかけて、どうにか海外からの安いコメを排除しているが、こんなことができるのもここ2~3年だろうといわれている。その後はもう輸入米を防ぎきれない。その後の農業での利益を上げるためには、遺伝子組み換えのコメを海外に売りつけて、特許料を上乗せするほかない、と農水省は考えた。
しかしこの遺伝子組み換えコメは「ディフェンシン」という人間の生命にかけがえの無い仕組みに恐ろしい手をつけてしまう、というのが特集の内容。
でもこの問題は、なぜ日本のメディアではほとんど取り上げられないのか?最初は私もわからなかったのだが、あるとき大手出版社の週刊誌副編集長に聞いてなぞが解けた。
彼によると世界の遺伝子組み換えタネを牛耳っている巨大企業モンサントは、徹底的な裁判闘争を仕掛けてくるそうだ。裁判を維持するだけでも巨額が必要で、そのせいで太刀打ちできない企業はどんどんつぶれていくという。それでこの問題には手を触れないことにしているのだということだ。・・・」
ちなみに、この「ディフェンシン」は、さまざまな生物が、病原菌の侵入に対する最初の防衛として体内に作る抗菌物質。普通、生物は病原菌の接触・侵入の信号があったときだけ遺伝子が働き、この物質が作られる。しかし遺伝子組み換えイネでは常時その物質が作られ、その結果、この抗菌物質に接触し続けている周囲の菌は高い確率で耐性菌へと変異してしまう。・・・誰でも持っている生命の防御システムを直接狂わせてしまう危険性を孕んでいる。・・・(DAYS JAPAN 7月号より)
DAYS JAPAN 7月号、できれば書店で手にしてみてほしい。その詳細が研究報告と共に載っている・・
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