| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
| 29 | 30 |
この4月から新たな仕事に就いた。何十年ぶりかの大学病院勤務、そして精神科への転科。医学生の頃に一度は思い描いたことのある夢“精神科医になること”が、今こうして不思議な縁あって実現したことに、深い感慨を覚えている。
仕事を始めるに当たり最初に、大学病院全体のシステムに関するオリエンテーションがあった。危機管理体制・院内感染対策・薬品管理、等々について、各部署からの説明を受け、最後にオーダリングシステム操作研修を受講。このような病院組織全体の理解で、2~3日があっという間に過ぎていった・・
今は少し落ち着き、少しずつではあるが、精神科の何たるかを、先輩の諸先生方から教わりつつ、学び始めているところである。私にとって精神科は、いろいろな意味で、未知な新しいことばかり。だから、日々考えることや感じることが何と多いことか・・
ところでこの頃、毎日早朝に、貴重なひととき“内省の時間”を偶然持つことができるようになった。何の事はない、通勤電車の中で・・・実は、人をぎゅうぎゅうに詰め込む「急行電車」の30分間は私には耐えられず諦め、大抵座ることのできる「各駅電車」の1時間に試しに乗ることにした。但し30分も早く起きなくてはならないが!・・・そうしたところ、各駅電車内の余裕ある静かな雰囲気の中で、朝早い為少々ウトウトすることもあるが、心落ち着いて今日一日これから為すことなどをいろいろ考えることができるのだ。半覚醒状態だからからか、次々とアイデアが湧いてくることもある。こうして熟考していると、この長いはずの1時間はあっと言う間に過ぎていく。この時間の使い方は、小さいながらも貴重な発見であった。
このような形で一日が始まる私の精神科臨床だが、今まで携わってきた小児科(身体科)臨床・脳機能画像研究・自殺関連NPO活動などのすべてが、これから精神科臨床にいろいろな形で繋がっていくと感じている。今回のこのご縁を深く感謝し、これから私なりに少しでも社会貢献ができれば、と思っている。何が為せるか・・・差し障りない範囲で、感じたこと・気づいたことなどを、これからも書き残したい。