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2007.04.13 23:20 |  仕事 / 職場  |  車 / バイク/ 船  |  Doctor Aki  | 推薦数 : 0

新たな挑戦

この4月から新たな仕事に就いた。何十年ぶりかの大学病院勤務、そして精神科への転科。医学生の頃に一度は思い描いたことのある夢“精神科医になること”が、今こうして不思議な縁あって実現したことに、深い感慨を覚えている。

仕事を始めるに当たり最初に、大学病院全体のシステムに関するオリエンテーションがあった。危機管理体制・院内感染対策・薬品管理、等々について、各部署からの説明を受け、最後にオーダリングシステム操作研修を受講。このような病院組織全体の理解で、2~3日があっという間に過ぎていった・・

今は少し落ち着き、少しずつではあるが、精神科の何たるかを、先輩の諸先生方から教わりつつ、学び始めているところである。私にとって精神科は、いろいろな意味で、未知な新しいことばかり。だから、日々考えることや感じることが何と多いことか・・

ところでこの頃、毎日早朝に、貴重なひととき“内省の時間”を偶然持つことができるようになった。何の事はない、通勤電車の中で・・・実は、人をぎゅうぎゅうに詰め込む「急行電車」の30分間は私には耐えられず諦め、大抵座ることのできる「各駅電車」の1時間に試しに乗ることにした。但し30分も早く起きなくてはならないが!・・・そうしたところ、各駅電車内の余裕ある静かな雰囲気の中で、朝早い為少々ウトウトすることもあるが、心落ち着いて今日一日これから為すことなどをいろいろ考えることができるのだ。半覚醒状態だからからか、次々とアイデアが湧いてくることもある。こうして熟考していると、この長いはずの1時間はあっと言う間に過ぎていく。この時間の使い方は、小さいながらも貴重な発見であった。

このような形で一日が始まる私の精神科臨床だが、今まで携わってきた小児科(身体科)臨床・脳機能画像研究・自殺関連NPO活動などのすべてが、これから精神科臨床にいろいろな形で繋がっていくと感じている。今回のこのご縁を深く感謝し、これから私なりに少しでも社会貢献ができれば、と思っている。何が為せるか・・・差し障りない範囲で、感じたこと・気づいたことなどを、これからも書き残したい。

 

 

 

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2007.04.01 17:30 |  旅行 / 宿  |  車 / バイク/ 船  |  映画 / 音楽 / 読書  |  Doctor Aki  | 推薦数 : 0

「神の島」沖縄久高島

先日、あるTV番組で“巫女”を偶然見た。その神に身を捧げる凛とした存在に感じるところあった。そして、ふと思い出したことが・・

かなり以前になるが、私は“巫女”がいる(正確にはいた・・)島、そう沖縄の久高島(くだかじま)に行ったことがある。学会発表で沖縄に行くことがあり、何故かは今でははっきりと思い出せないが、その折に久高島へ寄って見たいと思ったのだ。

久高島は、沖縄本島の東方5キロに位置する周囲8キロの小さな島。そこには沖縄人の祖先となった神様が降臨したという神話が伝わっており、「神の島」と呼ばれている。そして、神の波動を感じて神と交流できるノロと呼ばれる“巫女”がいて、琉球王朝よりはるか昔から、ノロ(巫女)を中心とした神女(なんちゅう)たちが、年に30もの祭祀を行い島を守ってきた。

あれは5月だったか・・沖縄ではもう初夏の暑い日差しの中、青い空と青い海に囲まれて、沖縄本島から小さな舟で久高島まで乗せてもらった。海中には、それはそれは綺麗な珊瑚礁が見えた!そして2時間後に迎えに来る、という言葉を残し私を置いて、その舟は遠ざかっていった・・・その2時間は別次元の世界だった。時間は止まり、空間は何処までも広がり、静寂しかなかった。自転車を借りて、何故か殆ど島の誰とも出会わず、何処までも続く土の道を無心に漕いでいった。島の先端に着き、眼前に広がる美しい青い海と空の静寂さに、確かに神々しい何かを感じた・・

確かに、この自然の中で暮らせば、人を超えた何かを感じ、神と共に生きることができるかもしれない。戦前の頃は、ノロ(巫女)になる条件として、島より一歩も外にでたことのない女性、であったそうだ。しかし、1978年のイザイホー(久高島で生まれ育った女性が神女になるための12年に1度行われる儀式)を最後に、祭事はその後一度も蘇ってないという。時代が変わり、若者の島離れが進み、神女に該当する女性がいなくなってしまったから・・

今もう一度、何時かは訪れるような気がする、「神の島」久高島・・・大切な何かを、まだ少なくとも自然が残していてくれることを祈って。

参照:「だれも沖縄を知らない-27の島の物語」森口豁著(筑摩書房)

 

 

 

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