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昨年6月に自殺対策基本法が国会で成立し、10月28日施行された。その後、この法律を具体化するために、政府・行政は、どう動いているのか?
この地道な、しかし重要な動きは、あまり知らされていないのでは・・
実は、昨年11月7日に官房長官を長に10人の閣僚からなる閣僚会議「自殺総合対策会議」が開催されている。この会議の中で、今年6月までに、政府の自殺対策取り組みの指針となる「大綱」を策定するそうだ。
その大綱を作るに当たって、専門家の方々から意見を聞こうという趣旨で、内閣府の自殺対策担当の高市国務大臣の決定により、「第1回自殺総合対策の在り方検討会」が開催された。
その議事録が公開され、NPO法人自殺対策支援センターライフリンクHPにも先日新しいニュースとし掲載された。
その検討会の概要をご紹介したい。議事内容の詳細は下記の参考HP(議事録)を・・
「第1回自殺総合対策の在り方検討会」平成18年11月28日(内閣府、午後3時~5時)
北井内閣府自殺対策担当審議官が開催を宣言され、内田内閣府事務次官により、会の開催趣旨説明がなされている。次に、座長の中村佳子(JT生命誌館館長、生命科学研究者)の紹介があった。
そして、参加委員の紹介があり、一人5分程で自己紹介や意見を述べられている。自殺総合対策に必要な幅広い分野から選出された委員の顔ぶれは・・
鵜飼啓子(昭和女子大学教授、学校臨床心理士)、河野啓子(日本産業衛生学会産業看護部門会長)、齋藤友紀雄(日本いのちの電話連盟常任理事)、清水康之(NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表)、高橋信雄(JFEスチール株式会社安全衛生部部長、産業界代表)、高橋祥友(防衛医科大学校教授、精神科医)、中桐孝郎(日本労働組合総連合会雇用法制対策局)、樋口輝彦(国立精神・神経センター武蔵野病院院長)、南砂(読売新聞編集局解説部部長)、本橋豊(秋田大学医学部教授、公衆衛生)、天本宏(日本医師会常任理事)、五十里明(全国衛生部長会会長)
その他、事務局の方として、内閣府政策統括官、文部科学省初等中等教育局児童生徒課課長、竹島センター長(自殺予防総合対策センターin国立精神・神経センター)
今回それぞれの立場からの率直な意見が、実にいろいろ出されていた。今後これらの様々な意見をどうまとめ、具体策に繋げていくのか・・
自殺対策を実際に推進する立場である自治体の関係者が、「具体的な大綱の骨組み」「具体的な対策をどう進めていったらいいか」を、国としてきちんと示してくれるのを、非常に望んでいる(本橋豊談)、とのことである・・
参考HP:検討会議事録http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/sougou/taisaku/kentokai_1/gijiroku.html