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今朝の朝日新聞(1月24日)の記事、「暖冬が続き、タンポポが記録的な早咲きとなり、梅の便りも届き始めた・・」確か1月14日頃の松山気象台の観測報告でも、「春の野の花を代表するタンポポが既に咲いた。平年の開花日は3月初めというから、50日以上も早い・・」とあった。
青森では雪不足のため、学生スキー選手権が延期。新潟では雪不足のため逆に、例年は不可能な「雪なしゴルフ場」が可能となった、とのこと。
私の身近な自然を見ても、庭の梅の花が今年は既に咲いているし、例年は見られる霜柱が今年は立たない。そして昨日、我が子が「アリが地面にもう出ている!」と驚いていた。まだ1月なのに・・
海外でも、いろんな観測結果が報道されている。ニューヨークでの最高気温22.2度(1月6日)は、1950年と並び1月の気温としては観測史上最高。ゼロ度前後で珍しくないこの時期、セントラルパークでのTシャツ姿の新聞写真は衝撃的だった・・
ところで、コロンビアのシエラ・ネバダ・デ・サンタ・マルタ(現国立公園)の山脈の中に、スペイン帝国の侵略を免れた古モンゴロイド先住民の人々が住んでいる。彼らは「環境の守護者」として「聖なる山を守ること」を自分達の義務と認識し、現代文明から隔絶した環境に身を置く事で、自給自足の伝統的生活・文化をこれまでずっと守ってきたそうだ。
彼らが代々伝えてきた「先祖の教え」がある、という。
「もしも彼らの山が病になれば、“世界”に問題が起きる・・」
そして初めて1990年頃より、「自分達の守る山、世界の心臓に、ただならないこと、雪が降らなくなり川の水が涸れ始めるなどの良くないこと、が起こり始めた・・」そうだ。
確かに丁度その頃から、彼らの先祖が驚くべき賢さで見抜いていたように、実際に“世界”に問題が起きている。世界全体の緊急問題としての「地球温暖化問題」が・・
参照:「Native Heart」北山耕平氏ブログ
「医師の国外流出」・・・勿論、日本のことではない。実は、フィリピンのこと。
先日、偶然あるTV番組を見て知った・・
NHK・BS1 “地球街角アングル「医師がいなくなる~フィリピン・看護師出稼ぎの陰で”という番組。
その中で、海外で働くフィリピン人医師の現状や、フィリピン国内での医師の偏在(日本と同じだ・・)、そして彼らの祖国への思い、などが取材されていた。
今、先進各国が看護師不足の問題に直面しており、その先進国に“出稼ぎ”するフィリピン人看護師が注目を集めているようだ。
日本においても、今月17日共同通信社の報道によると、厚労省が日本で働くフィリピン人看護師などの受け入れ指針案をまとめ、今後2年間で看護師200人を受け入れる事になっている、という。
ところが、そのフィリピン国内では、経験の浅い若い看護師が多くなり、医師の数も足りなくなっている、という。今回の番組では、フィリピンにおける医師の偏在(都市に集中、地方では不足・・)も取り上げ、ある地方の診療所の厳しい実態を取材していた。そして必要な医療も受けられなくなった患者も出始めているらしい。まさに日本の医療状況と重なるところがある・・
ただ驚いたことは、フィリピンにおいて「医師が海外で働く」といっても、実はアメリカで医師として働くにはフィリピン国内の医師免許ではできないから、彼らはアメリカで「看護師として働く」のだ。それでもOKなのだ。家族のより良い生活のためにか、高収入を求めてアメリカで看護師として働くことを選ぶ・・
しかし最後に彼らが言った言葉・・「これで得たお金をフィリピンで消費すれば、フィリピンの経済が潤う。フィリピン人みんなの為にもなる・・」この感覚に少々はっとさせられた。
同胞人への思い、ある意味「愛国心」・・・何処かの誰か(国会で一度お見かけしたことあるけれど・・)が言っている様な「愛国心」ではなく、正確には「愛“国民”心」の様なお互いに同胞として助け合うような心・・
けど今の競争社会の日本には、そんな心の余裕は無理かな?
先日、5年ごとの運転免許証更新に行ってきた。申込書作成・適正検査・写真撮影、そして最後に講習が義務づけられている。その講習の始めに、途中でビデオを上映するから見て下さい、と説明があった。
5年前の講習でもビデオを見させられたが、その内容が、死亡事故現場の再現映像や危険な運転の状況など、目を背けたくなるような場面だったような記憶があった。
今回もまたそんなビデオを見せられるのかな~って思っていたが・・
始まった映像は全く違っていた。ある女性が涙ながらに語っている場面から始まったように思う・・
そのビデオは、「自動車事故で亡くなった被害者遺族のドキュメンタリービデオ」であった。
幼い子供を自動車事故で亡くした母親・・「生涯この辛さが続くと思うとたまらない・・」
夫を事故で亡くし、幼い子供と残された妻・・「周囲に助けてくれる人があまりなく、周囲の理解ない一言が心に刺さる・・」「社会は厳しい・・生活の為に一日中働かねばならない・・」
妻と娘を事故で亡くし、幼い息子を男手一つで育てている夫・・「もう元には戻らない事はわかっている・・しかし2年経ってもまだ亡くなった家族の衣服の整理ができない・・」形見の服を触りながら、肩を振るわせて涙を流していた・・・
大切な方を亡くした遺族の深い心の悲しみ。その悲しみの辛さは、事故でも自殺でも変わらない。
実は、自殺の場合、死亡現場で遺族の方に始めに対応するのが、「警察」の方である。そして警察官の職務は、まず死亡原因が自殺か他殺か、を調査することである。そのため家族に「事情聴取」をする訳だ。
その状況においては遺族の「心のケア」までは警察官の仕事としては難しい、という。配慮はするであろうが・・
しかし、近年の自殺対策支援活動の進展に応じて、警察にも変化が生じている。その事情聴取の際に、警察の方から遺族の方に、これからの生活で役立つ情報(心の相談窓口の連絡先、経済問題の相談先など)が入ったリーフレットを渡そう、という動きが始まっている。犯人逮捕への意識だけでなく、遺された方々への配慮にも、警察の協力体制が広がりつつある。
自動車事故においても、ただ厳しく取り締まるだけでなく、事故の遺族の方の視点からの啓発活動へ、警察の意識変化が始まっているのか・・そんな事を、講習のビデオを見ながら感じた。
今まで社会の裏に隠されられていた弱い立場の方々に、少しずつ支援の手が差し伸べられている。警察においても・・
昨日1月7日夕方6時からの「NHK全国ニュース」で、ある「自殺対策支援活動」が紹介された。
「自死遺族支援全国キャラバン・プロジェクト」・・
1年間3万人を超える自殺により、多くの遺族の方々が悲しみの中に取り残されている。自殺対策基本法のひとつの柱である「自死遺族の支援」については、プライバシーなどの問題もあり、国や自治体での対策がほとんど進んでないのが現状である。
そこで今回の全国キャラバンでは、民間団体のNPO法人自殺対策支援センターライフリンクが中心となり、今年4月から日本列島を縦断しながら全47都道府県で、自死遺族支援をテーマにシンポジウムを開催する、という。
具体的内容としては、1)全国47都道府県で「自死遺族のつどい」の立ち上げ、2)自死遺族支援の必要性を地域に訴えるため、マスコミとタイアップして、各自治体ローカル報道から自殺対策キャンペーンを呼びかける、3)自死遺族に呼びかけて「自殺予防のための1000人調査」の実施、4)官民学の枠を超えた自殺対策関係者の連携基盤作り・・などである。
今回のシンポジウムには、それぞれの地域の遺族の方々にも参加を求め、遺族の方の声にも耳を傾ける、という。ニュースのインタビューの中で、ライフリンク代表清水康之さんは、「・・全国シンポジウムを展開することで、各地に“心のケアの会”を立ち上げ、遺族支援を根付かせたい・・」と語っている。
今日の朝日新聞「ひと」でも、全国初の「遺族外来」を始められた大西秀樹先生(埼玉医大、精神科医)の記事が載っている。
身近な大切な人を亡くした方が、安心してその悲しみを語れる場・・・いろいろな活動が始まっている。
参考:1月7日NHKニュース「自殺者遺族支援へキャラバン」http://www.lifelink.or.jp/hp/Library/nhknews070107.pdf
昨年6月に自殺対策基本法が国会で成立し、10月28日施行された。その後、この法律を具体化するために、政府・行政は、どう動いているのか?
この地道な、しかし重要な動きは、あまり知らされていないのでは・・
実は、昨年11月7日に官房長官を長に10人の閣僚からなる閣僚会議「自殺総合対策会議」が開催されている。この会議の中で、今年6月までに、政府の自殺対策取り組みの指針となる「大綱」を策定するそうだ。
その大綱を作るに当たって、専門家の方々から意見を聞こうという趣旨で、内閣府の自殺対策担当の高市国務大臣の決定により、「第1回自殺総合対策の在り方検討会」が開催された。
その議事録が公開され、NPO法人自殺対策支援センターライフリンクHPにも先日新しいニュースとし掲載された。
その検討会の概要をご紹介したい。議事内容の詳細は下記の参考HP(議事録)を・・
「第1回自殺総合対策の在り方検討会」平成18年11月28日(内閣府、午後3時~5時)
北井内閣府自殺対策担当審議官が開催を宣言され、内田内閣府事務次官により、会の開催趣旨説明がなされている。次に、座長の中村佳子(JT生命誌館館長、生命科学研究者)の紹介があった。
そして、参加委員の紹介があり、一人5分程で自己紹介や意見を述べられている。自殺総合対策に必要な幅広い分野から選出された委員の顔ぶれは・・
鵜飼啓子(昭和女子大学教授、学校臨床心理士)、河野啓子(日本産業衛生学会産業看護部門会長)、齋藤友紀雄(日本いのちの電話連盟常任理事)、清水康之(NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表)、高橋信雄(JFEスチール株式会社安全衛生部部長、産業界代表)、高橋祥友(防衛医科大学校教授、精神科医)、中桐孝郎(日本労働組合総連合会雇用法制対策局)、樋口輝彦(国立精神・神経センター武蔵野病院院長)、南砂(読売新聞編集局解説部部長)、本橋豊(秋田大学医学部教授、公衆衛生)、天本宏(日本医師会常任理事)、五十里明(全国衛生部長会会長)
その他、事務局の方として、内閣府政策統括官、文部科学省初等中等教育局児童生徒課課長、竹島センター長(自殺予防総合対策センターin国立精神・神経センター)
今回それぞれの立場からの率直な意見が、実にいろいろ出されていた。今後これらの様々な意見をどうまとめ、具体策に繋げていくのか・・
自殺対策を実際に推進する立場である自治体の関係者が、「具体的な大綱の骨組み」「具体的な対策をどう進めていったらいいか」を、国としてきちんと示してくれるのを、非常に望んでいる(本橋豊談)、とのことである・・
参考HP:検討会議事録http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/sougou/taisaku/kentokai_1/gijiroku.html
明けましておめでとうございます!
新しい年を迎えた今日、この素敵な「社会活動」をご紹介できることはとても嬉しい・・
映画ケビン・コスナー主演「守護神」のジャパンプレミア・チャリティー試写会(1月25日、お台場シネマメディアージュ)が開催される。そしてその売り上げの全額が、NPO法人自殺対策支援センターライフリンクの活動に寄付される、という。
その紹介広告が、元旦の朝日新聞(テレビ・ラジオ特集版)に載っているので、ご覧になられた方もいらっしゃるかもしれない。このチャリティー活動については、昨年12月29日の毎日新聞にも『自殺対策:映画で支援「守護神」試写会に募金箱』という記事でも紹介されている。
この社会活動の主催は、ウォルト・ディズニー・ジャパンの映画配給部門であるブエナビスタ・インターナショナル会社である。深刻化するいじめ自殺に対して何かできないか検討。来月2月10日から全国で公開する映画「守護神」が命をテーマにした映画で、自殺問題を考えるきっかけになる内容でもある。
そこでチャリティー試写会を開催し、その収益で自殺対策活動に取り組むNPO法人ライフリンクを支援しよう、となった。
こうして様々な立場の方々が、それぞれにできることで、自殺対策支援活動を始めている・・・
NPO法人ライフリンクにおいても「どんな小さなプロジェクトであっても、自ら主体的に企画を立ち上げて活動を重ねていきたい・・」(清水代表談)と、ひとりひとりのできる活動が望まれている。
私も今年、あるチャレンジを考えている・・・
参考:「守護神」オフィシャルサイト http://shugoshin.jp
映画 「守護神」・・名も知らぬ他人のいのちを救うために、我が身の危険を顧みないアメリカ沿岸警備隊を舞台にした米国映画・・