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前回のブログでご紹介した山本譲司さん(元衆議院議員、秘書給与詐欺事件で懲役1年6か月の実刑判決で服役)が、浜井浩一さん(龍谷大学大学院法務研究科教授)と対談されている。
その記事が、今月発刊の「論座」~現代の貧困~2007.1月号に載っている。

対談:現代の貧困「福祉施設化する刑務所」
~社会のセーフティーネットからこぼれ落ちた高齢者や障害者が、ベルトコンベヤーで送り込まれてくる~

その対談の中で、日頃なかなか見えてこない日本社会の医療・福祉・司法警察の実態が、実に如実に語られている。例えば・・

刑務所の過剰収容の原因は、治安悪化でも凶悪化でもなく、社会から高齢者や障害者の受け皿が減って、セーフティーネットからこぼれ落ちた人達が刑務所に集まってきたことにあるのです・・(浜井)
本来なら、ちょっと派出所で絞られて、身元引受人として家族あるいは福祉関係者を呼べば、それで済むはずです。ところがその「受け皿」が見当たらないから、まるでベルトコンベヤーに乗せられたみたいに刑務所にたまっていくのです・・(山本)

この他にも、精神鑑定・責任能力の問題、犯罪不安の高まりと厳罰化傾向、更正は心の問題でなく社会環境の問題である、再犯防止矯正に対する刑務所の現状、等々・・・

すべて考えさせられることばかりである。そして、それが隠されており、日頃なかなか見えてこない・・「弱者を見えなくしてるのが、この社会の特徴(浜井)」なのであろう。

「刑務所に入ってみなければ、その国のことはわからない。社会の最上層部の人々ではなく、最底辺にいる人々をどのように扱うかによって、国家の価値は決まる」(ネルソン・マンデラ前南アフリカ共和国大統領)
DAYS JAPAN 特集:最底辺の子どもたち Vol.3 NO.12 2006 12月号より

 

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