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竹内薫氏、東京大学理学部物理学科卒、マギ-ル大学大学院博士課程を修了され、サイエンスライターとして活躍されている。そして現在、TV番組「NEWS ZERO」で毎週火曜日の科学キャスターもされている。海外生活・留学も長く、そのバイリンガルを生かした海外の科学情報にも詳しい。
私にとっては、物理学の恩師でもある。物理学とは、物質から世界の本質を探究しようとする学問。竹内氏からは、量子力学を初め、相対性理論や最新の虚時間宇宙やループ量子重力理論などを、まずイメージから分かりやすく講義して頂いた。確実に私の世界が広がり深まった・・
先日、来日中のジェームズ・ラブロック博士に、竹内氏が直接お会いしてお話を伺ったそうだ。その記事が、日経新聞(11/1)に、ラブロック博士の著書「ガイアの復讐」の紹介と共に載っている。その記事の中から一部を・・
ガイアとは、「生きている地球」のこと・・大地と大気と生き物は、「共生」することにより、ガイアを適温にし、大気組成を調整してきた・・人類は、共生をぶち壊しにし、今やガイヤは瀕死の状態に陥ってしまった・・原子力に頼らなければ、人類は恐ろしい結末を迎えるであろう・・
世界気象機関(WMO)は3日、地球温暖化の原因となる温室効果ガスに関する報告書を発表した。それによると、2005年の世界の大気中の二酸化炭素(CO2)平均濃度は観測史上最高値を更新したそうだ。
ラブロック博士は、著書「ガイアの復讐」の中で訴えている・・
・・それでも文明が化石燃料のせいで滅びるのを傍観していることは私にはできない。ゆえに私は、原子力がどれほど怖がられていても、必要な治療薬と考える・・
確かに「根治療法」は、現代の産業社会・生活のあり方の変換であろう。しかしそれは個人レベルの意識変換も要する。早急には実現が難しい・・
だから「対症療法」として、温暖化ガスを排出しない原子力しか、今はもうないと訴えるのであろう。
竹内氏も、地球は壊れかかっている・・と危機感を表している。「根治療法」のためにも、生きる意味・生活のあり方・死生観・世界観が、まさに今ひとりひとりに問われているのだろう。
ガイアが人間に、本当に最期の警告を発しているのかもしれない・・
参考書籍:「ガイアの復讐」ジェームズ・ラブロック著(中央公論新社)
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