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「WHO世界自殺予防デー・フォーラム2006」(主催:NPO法人ライフリンク、後援:WHO世界保健機関)で、ライフリンクが提案した「自殺対策立案のための実態調査」のことが、今日(10/16)の毎日新聞夕刊に掲載された。
年間自殺者数が3万人を超えるという異常事態が既に8年間続いているが、実はまだ、自殺対策に直接繋がるような詳細な実態調査が為されてないのが現状である。警察庁の統計によると、平成17年中においては90人もの医師の方々が自ら命を絶たれている・・・
今年になりやっと、警察庁の方で自殺の動機・原因を正確に把握するために実態調査項目の見直しを進めたり、また国立精神神経センターの中に新しく設置された「自殺予防総合対策センター」が実態調査に乗り出しつつあるところではある。
それに対して、NPO法人ライフリンクが近く内閣府に提案する「実態調査」の具体案は、ご遺族の方のご協力を得て、官民合同で、最近3年以内の自殺者1000人の自殺原因を調査解明するもので、あくまでも「自殺対策立案」のための実務本位のものであり、かつ「遺族ケア」と一体となったものである。そして調査の理念は、自殺者の「声なき声」に耳を傾け、「死から学ぶ」である。
1986年、東京都中野区立中野富士見中学2年・鹿川裕史君が陰湿ないじめにより遺書を書いて自殺。彼は自分の命を懸けていじめが止むことを願った。
「俺が死んだからって他のヤツが犠牲になったんじゃ意味ないじゃないか」
彼の必死の声は、人々の心の奥までは、まだまだ届いてないのか・・・