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< 再チャレンジ | メイン | 生きるということ >

「食べ物とスピリット~ネイティブ・アメリカンに学ぶ~」というテーマの公開講座を聴いた。講師は、翻訳家である北山耕平氏。彼は雑誌特派員として、70年代後半をアメリカで過ごされた。その時にネイティブ・アメリカンのメディスンマンと出逢い、現在その世界観を日本の次の世代に伝え続けている。
講座では、約2時間半近く、淡々と穏やかに語り続けられた。10枚以上のノート記録から、以下心に残った事を少々・・

・・・ネイティブ・アメリカンの人々は、ベジタリアンであった。その中心は“トウモロコシ”であり、それは太陽Great Spiritからの贈り物、神聖な食べ物であっという。“食べる”と言うことは、単に腹を満たすことでは決してなく、食物から生命Spiritを頂くこと、感謝と共に・・
そして、この世界は人間の理解を超えたものが満ちているという。それをこそMedicineと呼び、又それはSpiritであり、目に見えない力Energy・・

特にはっとさせられたのは、その世界観・文化伝統を、部族全体の大人達が、24時間日常生活の中で、子ども達に伝えていたということ。
それが「教育」であり、つまりは、部族全体が「学校」であり、部族全員が「先生」であった。子ども達は一貫して、Spiritがいる世界の中で大切に育てられてきた・・

しかし、白人が来て隔離政策を行い、子ども達は何百キロも離れた「学校」へ入れられた。部族の言葉を教えられず、鞭で叩かれた。12年間後、部族に帰って来たときには、完全に文化は断ち切られていた・・
すべてが繋がっているSpiritの次元の世界。それは24時間日々の体験の教育で初めて理解修得されること。それは今完全に失われた・・

伝統文化では、「時間」という観念は、初めも終わりもない“輪”であり、「今日はよかった!この日が続きますように・・」であったそうだ。
しかし、西洋文化が入ってからは、「時間」は“直線”になり、始まりがあり終わりがあるようになった。だから「今日より明日の方がもっと豊かに!今日には満足してない!」になった・・

講座の最後に聴いてみた・・自殺、自らいのちを断つということは、ネイティブ・アメリカンにとってどういう意味があるのか・・
・・伝統文化があった頃は、自殺はほとんどなかったそうだ。しかし今、若者の自殺率は、非常に高くなっているという。価値の崩壊や経済的貧困から、“絶望”のため自殺する若者達・・
だって現在では、「親のようになってくれるな!」らしい。
以前は、「親のようになれ!」と言われてきたのが・・

参考書籍:「ネイティブ・マインド」(地湧社)「ローリング・サンダー」(平河出版社)など多数

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