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「DAYS JAPAN 」という“世界を視る”フォトジャーナリズム月刊誌がある。その編集長である広河隆一氏のHIROPRESS Direct (転載可)よりの抜粋。
「・・・ご本人も農業をやっている加藤登紀子さんから、ある日、すぐに来てほしいと言われた。話を聞いて、これは大変だと思い、急遽“今コメが危ない 暴走する遺伝子組みえ”という特集を組んだ。その恐ろしい内容はもう読んでいただけたろうか?
“自殺遺伝子”まで組み込んで、タネの利益を独占しようというモンサント社と、それに習って、日本でコメの遺伝子組み換えに狂奔する政府。コメは今巨額の関税をかけて、どうにか海外からの安いコメを排除しているが、こんなことができるのもここ2~3年だろうといわれている。その後はもう輸入米を防ぎきれない。その後の農業での利益を上げるためには、遺伝子組み換えのコメを海外に売りつけて、特許料を上乗せするほかない、と農水省は考えた。
しかしこの遺伝子組み換えコメは「ディフェンシン」という人間の生命にかけがえの無い仕組みに恐ろしい手をつけてしまう、というのが特集の内容。
でもこの問題は、なぜ日本のメディアではほとんど取り上げられないのか?最初は私もわからなかったのだが、あるとき大手出版社の週刊誌副編集長に聞いてなぞが解けた。
彼によると世界の遺伝子組み換えタネを牛耳っている巨大企業モンサントは、徹底的な裁判闘争を仕掛けてくるそうだ。裁判を維持するだけでも巨額が必要で、そのせいで太刀打ちできない企業はどんどんつぶれていくという。それでこの問題には手を触れないことにしているのだということだ。・・・」
ちなみに、この「ディフェンシン」は、さまざまな生物が、病原菌の侵入に対する最初の防衛として体内に作る抗菌物質。普通、生物は病原菌の接触・侵入の信号があったときだけ遺伝子が働き、この物質が作られる。しかし遺伝子組み換えイネでは常時その物質が作られ、その結果、この抗菌物質に接触し続けている周囲の菌は高い確率で耐性菌へと変異してしまう。・・・誰でも持っている生命の防御システムを直接狂わせてしまう危険性を孕んでいる。・・・(DAYS JAPAN 7月号より)
DAYS JAPAN 7月号、できれば書店で手にしてみてほしい。その詳細が研究報告と共に載っている・・
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