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先日、ある学会で厚生労働省老健局計画課認知症対策推進室の方のお話を聴く機会がありました。テーマは「これからの認知症の方向性について」。ご存知の内容もあるかと思いますが、その一部をご紹介します。
10年後2015年は超高齢化社会の入り口、その後2030年まで高齢化が増加。現在認知症高齢者は170万人、10年後に250万人、30年後には350万人に。
認知症ケアモデルとして、関係性のケア(人・居住)を重視、その為地域密着型サービスの創設。地域包括支援サンターを中心に、地域医療としては、「認知症サポート医」が連携のパイプ役となり、かかりつけ医への研修指導を行う。一般の人においては、「認知症を知り、地域を作る10カ年」に向けての学習会開催、キャラバンメイト研修を受けた「認知サポーター」の養成(現在3万人、5年後には100万人へ) 等々・・
素晴らしい(?)モデル事業をいくつも提示されていましたが、人材・財源・現実性・有効性など、現場はどこまで対応可能なことなのか・・
NPO「自殺対策支援センターライフリンク」(代表 清水康之氏)によると、「介護疲れで高齢者が妻を殺して自殺」といった事件が何度も繰り返されている、と。(読売新聞、6月20日)
また高齢者の喪失体験によるうつ病発症の増加。これがさらに自殺を促す・・
認知症もうつ病も、さらには自殺問題も、こうして複雑に絡み合っている。そして突き詰めて言えば、「脳を生涯生き生きと活性化できるか?」に掛かっている。脳情報を個人レベルで知り得、それを生活に生かせる具体的支援にどこまでできるかに・・
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