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麻疹(麻しん)では、角膜上皮に限局した表層角膜炎を来たしますが、経過は良好です。
エントリー「Rubeola keratitis - 麻疹性角膜炎」
http://www.medqa.jp/2008/08/rubeola-keratit.html
しかし、アフリカ、アジアでは、子供たちに麻しんに関連した角膜潰瘍が発生し、ビタミンA欠乏症とともに主要な失明原因となっています。
何故、麻しんが眼の障害を起こすか?
http://www.iceh.org.uk/eresources/teachingset_04.asp
[一部抄訳]
1.ビタミンAの予備能が子供では少ない可能性があり、麻しんによりビタミンA利用が増加する。病気の子供は、しばしば胃腸炎などで食欲がない。ビタミンA摂取が、同ビタミンを全身に運搬する蛋白とともに、減少する。急性の角膜潰瘍および角膜軟化症が急速に起こる可能性があり、失明にいたる。
2.麻しんに伴う発熱と免疫能の低下が単純疱疹ウイルスによる二次感染の原因となる。
3.子供の目が炎症で赤くなるので、母親は心霊治療家に頼り、局所療法を行う。伝統薬の目薬 (traditional eye medicines TEM) は有害で、状態を悪化させて、さらに失明にいたる。
4.角膜潰瘍は、まぶたを開けたまま臥せている病気や脱水状態の子供に起こる可能性がある。露出した角膜は乾燥する。病気のとき、少なくとも毎日4回抗菌剤眼軟膏を使用し、角膜が露出しないように。
下 略