当直は停電のおかげで比較的平和でした。
でも、やはり来ました、新型インフルエンザ疑いの患者さんが。
西日本に遠征していたという高校生が発熱、関節痛ということで
病院へ連絡が来ました。
保健所にまず問い合わせてもらったところ、
「新型の可能性は極めて低いからそのまま受診を」とのこと。
本当にいいのかしら、と思ってこちらからも保健所に問い合わせて
みたところ「直接感染者の出ている高校と対抗試合でもしない限り大丈夫。
例えインフルAが陽性で出ても旧来のインフルエンザとして
取り扱ってください」と。保健所がそういうのだったら仕方ない、と
いうことでかなり恐る恐る診察させていただきましたが、
結局はインフルBでした。
幸い今回は新型ではなかったけど、保健所の対応もかなりいい加減だよねえ。
もうすでに国内で広がっているわけだから、
何を根拠に可能性は極めて低いと言い切れるのか。
こうやって新型インフルは全国に広がっていくんだろうなあ
と診察をしながら思ってしまいました。
まあ、現時点では感染性は強いものの、弱毒性であり、
従来のインフルエンザと同じ対応でよいのだから、
もう少し広がるようなら、むしろ新型と季節性インフルを分けないで
対応するようにしてもらった方が、医療機関としては
仕事がしやすいように思います。そうじゃないと、
発熱=新型インフルとして対応しなきゃいけないので、
とてもお仕事できません。
なかなか難しい問題ですけどね。
きっと夏ごろにはいったん収束するけど、
本当の戦いは今年の冬になるんだろうなあ。
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