今日は二人の患者さんに泣かれてしまいました。
しかも、二人とも男性。
どちらも肺癌の患者さん。
一人はターミナルの患者さんで特にどこかが痛いというわけでは
ないんだけど、なんだか身の置き所がなくて辛いと。ここのところ、
うつ症状が進んでいて、希死念慮がある。
「先生、お願いだから、楽にしてください」と。
患者さんの意図することは痛いほどよく分かるけど、今の制度じゃ、
僕らにはどうしてあげることもできない。
結局はモルヒネで少し眠っていただくことになりました。
これで、彼は楽になるんだろうか・・・
もう一人は主治医が話をよく聞いてくれない、と嘆いている男性。
担当医である僕とは比較的コミュニケーションがとれているんだけど、
主治医とはあまりうまく言っていないんだよねえ。
もうちょっと主治医が話を聞いてくれるタイプならいいんだけど、
なかなかねえ。
彼もいろいろと不安なんだよね。僕が話を聞いていたら、
感情が抑えきれなくなったらしく、泣き出してしまった。
僕がやったことといえば、とりあえず、主治医に代わって謝りました。
「ごめんなさいね」と。これくらいしか僕ができることはありません。
そんなわけで、二人の男性に泣かれるというなんとも不思議な、
というかちょっと辛い一日でした。
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