昨日に続いて「患者ー医師関係」について考えさせられる一日だったなあ。
今日は夕方までいい感じで仕事が進んでいたんだけど、最後がまずかった。
明日退院予定の患者さんのだんなさんが現れて
「こんな状態で帰すのか!!」と起こっているという。
ついさっきまで「調子いいのよ」と患者さんが言っていたので、
どういうことなのかと思いながら、患者さんのところへ行ってみると、
確かにだんなさんが怒っている。でも、どうやら、怒っている原因は
患者さんの調子が悪い、ということではなく、いろいろと不満が
たまっていたようだ。とりあえず、ぼく一人で対処するのは
よろしくないなあと思ったので、主治医をコール。
そこから、主治医とだんなの戦いが始まったのです・・・
最初は患者さんの話をしていたかと思ったら、いつの間にか、
主治医の外来でいつも待たされるという話に・・・
確かに主治医の外来はいつも予約枠外にもたくさん入っているので、
2時間待ちは当たり前。だんな曰く「予約どおり診ろ。一般の社会では
それが当たり前だ」主治医曰く「少しでも早く診るために予定よりも
1時間早く外来を始めている。それでも待っていただいている。
申し訳ないけど、待てないというなら、他の医者に診てもらうしかない」
だんな曰く「それが医者の言うセリフか。謝罪しなければ、
しかるべき処置をとるぞ」
何が辛いって、主治医とだんなの間に挟まれた患者さん。
泣き出さんばかりにだんなさんを止めていました。
僕もすごく嫌だったなあ。だんなの言い方も確かにひどかったけど、
主治医のほうももうちょっと言い方があったんじゃないかなあ。
もっと腰を低く話をすれば、だんなを爆発させないですんだんじゃ
ないかしら。一番辛いのは病気の患者さんなのにね。
戦いが終わったあと、そっと患者さんのところに言ってなんとなく
主治医の言動を謝ってきました。だんなはまだ怒っていたので、
どうなることやら。
なんだか、昨日から各方面に謝ってばっかり。
でも、いいんだ。謝って丸く収まるならね。
平和なのが一番だよ。
どうしてみんな気持ちよく過ごさないんだろ。
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今日は二人の患者さんに泣かれてしまいました。
しかも、二人とも男性。
どちらも肺癌の患者さん。
一人はターミナルの患者さんで特にどこかが痛いというわけでは
ないんだけど、なんだか身の置き所がなくて辛いと。ここのところ、
うつ症状が進んでいて、希死念慮がある。
「先生、お願いだから、楽にしてください」と。
患者さんの意図することは痛いほどよく分かるけど、今の制度じゃ、
僕らにはどうしてあげることもできない。
結局はモルヒネで少し眠っていただくことになりました。
これで、彼は楽になるんだろうか・・・
もう一人は主治医が話をよく聞いてくれない、と嘆いている男性。
担当医である僕とは比較的コミュニケーションがとれているんだけど、
主治医とはあまりうまく言っていないんだよねえ。
もうちょっと主治医が話を聞いてくれるタイプならいいんだけど、
なかなかねえ。
彼もいろいろと不安なんだよね。僕が話を聞いていたら、
感情が抑えきれなくなったらしく、泣き出してしまった。
僕がやったことといえば、とりあえず、主治医に代わって謝りました。
「ごめんなさいね」と。これくらいしか僕ができることはありません。
そんなわけで、二人の男性に泣かれるというなんとも不思議な、
というかちょっと辛い一日でした。
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