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皆様、大変にお久しぶりです。種々の事情で長らく休載していましたが、半年振りに復活します。
その間、飛行機頭痛のコラムにたくさんの方から体験コメントをいただきましてありがとうございました。私も大変に参考になることが多く、皆さんからいただいたコメントを参考にすると飛行機頭痛の頻度が少なくなったような感じがします。
本年4月、アメリカ癌学会に参加してまいりました。その際のトピックなどからいくつかお知らせします。
まず第一弾はentosisです。これは癌細胞が隣の癌細胞を食べてしまう現象です。アポトーシスという細胞死の最後は、細胞が死んだ後小さい塊に分かれます。それが隣の細胞の食べられる現象は良く知られていました。entosisはそれと違って、なんと【生きたまま】食べるのです。食べられたほうはそのまま生きていて、なんと細胞分裂までして自分を複製することまでやってのけます。時間がたてばやがて取り込んだ細胞の体内で消化されます。 しかし体内に溜め込んだ染色体の量は2倍、3倍となりますから、ますます癌は悪性になりそうです。
癌組織というジャングルの中では、生きるか死ぬかの厳しい生存競争が起こっています。それを勝ち超えてきたものが弱いわけはありません。まだまだ癌から学ぶことがたくさんあります。