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2007.05.08 11:23 |  頭痛  |  健康のコツ  |  yuka_tetsuya  | 推薦数 : 2

『百薬の長』か『万病の元』か

 さわやかな青空の下、大自然の中でボールを打つ!これでナイスショットが出たら、最高の気分です。しかしこれからだんだん暑くなってきますので、脱水にはご用心を。

 炎天下でゴルフなどのスポーツをしていますと、体の水分が汗などで失われて、脱水となり大変喉が乾いてきます。 脱水は動脈硬化が進んでいる人にとっては『脳卒中の呼び水』になってしまいますので注意してください。

 ハーフを終わってビールを飲むと生き返ったような気分になります。しかしそれは水分を補給したのではなくて、アルコールを補給したのですから、ますます血液の中から水分が失われることになります。

 ましてやゴルフを上がったあとのビールを楽しみに、水分を我慢してプレーを続けるのはまさに自殺行為と言わざるを得ません。楽しいプレーが一転して後悔に変わらないように、水とお酒の区別はきちんとしなくてはなりません。

 アルコールを飲むと本音が出てきてびっくりすることがありますね。これはアルコールが脳の中心部にある網様体というところに作用して、感情・理性・記憶などの高度な働きをしている大脳皮質を麻痺させるからなのです。

 大脳皮質は脳の深いところ(大脳基底核や大脳辺縁系)から突き上げてくるものを、一生懸命抑えるのが大きな仕事なので、それが麻痺すると抑えられていたものが、わっと吹き出します。 いいお酒がストレスを消してくれるのは、たまりにたまった本音や本能を吐き出させてくれるからです。例えが悪いのですが、便秘気味の方がお通じがよくてすっきりした時の感じに似ていると思います。

 緊張型頭痛の方はストレスが発散されて頭痛が軽くなるのですが、片頭痛の方は血管が拡張しますので悪くなります。

 いつも憂さをお酒で晴らしていると、酔っている時だけ気持ちが良くなって現実から逃避できるために、お酒がないと生活できなくなる人がいます。しらふのときは酒の飲み過ぎは体に悪いと分かっているのに、一度飲み始めると一番最初に「体に悪い」という理性が麻痺してしまい、「わかっちゃいるけどやめられない」という状態になります。

 一度アルコール依存症になるとそこから脱却することは困難ですし、気がついたときには肝臓がもう治らない程度まで壊れています。やはりお酒はこちらが飲むのであって、お酒に飲まれてはいけません。

 適度な飲酒とは一日で日本酒1合、ビール大瓶1本、ウイスキー2杯のいずれかまでで、しかも1週間に最低2日飲まない日(休肝日)をとることです。

 酒を「百薬の長」とするか「万病の元」とするかは、酒飲み自身の責任です。

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