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「今日はこれを先生に聞こう」と思って診察室に入っても、高く積まれているカルテや忙しそうにしている先生を見ると、何も話せなかったということが良くあります。医者のほうも患者さんの要領を得ない話をまとめるのにエネルギーを使い、へとへとになります。
そこで病院に行く前に自分の言いたいことを簡潔にまとめておきましょう。そのメモを先生に見てもらうのが一番楽で、確実です。
医師に是非伝えて欲しいことは下記です。これを見れば、ほとんど頭痛の性質が分かります。
①いつ、何時ごろに頭痛が起こったか。
②いつもの強さか経験したことがない強さか
③痛みの性質は「がーん」「ずきずき」「ずーん」「ぎりぎり」「きりきり」のうちどれか
④頭痛が起きた時にしていたこと
⑤同時に起きた頭痛以外の症状
⑥薬を飲んだ場合は薬の名前とその効果
昔は医学の専門的な知識は医者しか持っていませんでしたので、一方的にありがたくお話をいただくだけでしたが、現代はインターネットでほとんどのことは調べることが出来ます。まずは自分が主治医になったつもりで、しっかりと病気のことについて勉強してください。
自分は医者よりもその病気の専門家です。なぜなら今のつらい頭痛は自分しか経験していないものだからです。
本来医者と看護師は病気という共通の敵に立ち向かう戦友のはずです。しかし自分の苦しさを分かってくれないと思い出すと、心が離れてゆき、最後には医者が敵になったりします。医者は自分を頼って一生懸命に病気と闘っている患者さんは大好きです。医療は器械ではなく人間が行っているものですから、医者を味方につけると大変に得をします。
また薬は服用して自分の体に入ると、自分と一体になります。ですから本来は自分と同じくらい大切にしないといけません。仏壇にお供えする必要はありませんが、せめて保管場所を決めてきちんと管理しましょう。
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