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頭痛に限らず痛みは早く取り除きたいものです。それなのに痛み止めを飲んでも頭痛が軽くなるどころかひどくなることがあります。
痛みというのは危険を伝える重要な信号ですが、それが長く続くと体力を消耗しますので、ある程度でそれを抑えようとする体の生理的な反応が起きます。しかし鎮痛薬を飲みすぎるとこの生理的な働きが狂ってしまい、逆に痛みが強くなってしまうのです。このように頭痛薬などの間違った飲み方によって起きる慢性の頭痛を慢性連日性頭痛といいます。
慢性連日性頭痛の定義は一日4時間以上の頭痛(群発頭痛を除外するため)が1ヶ月に15日以上、それが3ヶ月を越えて続く頭痛とされています。
片頭痛の治療薬であるエルゴタミンは血管収縮作用がありますが、薬の効果が切れる頃に反動で血管が拡がってしまい、また痛くなってきます。それが我慢できずに薬を飲んでしまうと悪循環に陥ってきます。
これを直すためには、大変につらいのですが、薬をしばらく断つしかありません。1週間から2週間くらい薬をやめると徐々に頭痛から解放されます。
セデスGは慢性連日性頭痛を引き起こしやすい薬だったのですが、腎臓障害の副作用のため2000年4月より製造が中止されています、古いのが家にあっても、決して飲まないで下さい。
市販の薬の中でブロムワレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素など睡眠鎮痛薬が入った薬も慢性連日性頭痛を起こしやすいので注意してください。
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