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お風呂にゆったりと入って鼻歌を歌う。 「ああ生きていて良かった」と思う瞬間ですよね。ところがそんなくつろぎの場所で年間に1万人もの方が亡くなっていることをご存じでしょうか? しかもお年寄りほど多く、寒くなる11月から3月の間に急激に増えますので冬が危険なシーズンです。お風呂でなくなる人の数は、欧米では人口10万人当たり4人なのに、日本は23人と約6倍にもなります。これは日本人のお風呂の入り方が間違っているからなのです。
お風呂にも正しい入り方というのがあったんですね。別に『前を隠して入りましょう』というものではありません。
年間の死亡者数1万人というのは、交通事故で亡くなる方の数と同じです(ただ現在は約6千人になっています)。お風呂場での事故も交通事故もその原因は似ています。
まず最初にスピード違反です。カラスのギョウズイのような入り方は血圧が上がるし、湯冷めして風邪を引きやすいのでダメです。
次に飲酒運転です。お酒を飲むと皮膚の血管が開いて血液がそちらに回りますので、血圧が下がります。さらに熱さで脱水になると、血圧が下がって失神することもあります。
最後にシートベルトを締めないで運転することです。シートベルトは事故の衝撃を抑えてくれますが、入浴時の衝撃とは脱衣室の温度とお湯の温度差のことです。特に冬は寒いし、熱めのお風呂に入りたくなりますので、温度差は最大となり30度を越えることもあります。これは若者でも体にこたえます。一番良いシートベルトとは家族が入った後のお湯です。 「お年寄りにさら湯はいけない」と昔から言われていることですが、それはさら湯には酸素が多く含まれていて、皮膚を刺激するためです。二番湯なら酸素が少なくなっていますし、浴室内が湯気で暖められていて脱衣室との温度差が少なくなります。
最初に入らざるを得ないお一人暮らしの方は湯船の蓋をはずしたまま蛇口からお湯を注いだり、シャワーをやや高めの所に置いて給湯すると、 15分くらいで浴室の温度を約10度上げてくれますので試して下さい。
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多くの方に読んで頂いて事故が少なくなって欲しいと願う次第です。
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