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現在多くの痛み止めが販売されていますが、その化学成分のほとんどはアスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェンの3種類です。大部分の市販薬はそれらの合剤で、配合の程度が商品によって異なっているだけです。
アセトアミノフェンは脳に直接働きかける解熱鎮痛薬です。安全性が高く、子どもや妊娠中の人が使用しても安全です。
効能書きを無視して大量に飲む人がいるので、量を低めに設定しています。ですから、痛みを抑えられても、完全にゼロにすることはできません。薬を飲んで2時間安静にしていても痛みが治まらない場合は、効果がないものと思ってください。
エルゴタミン製剤はトリプタン製剤が登場する前は唯一ともいえる片頭痛特効薬でした。拡張しようとする血管を収縮させて、片頭痛をとめます。しかし飲むタイミングが難しく、前兆のある人はその時に、前兆のない人は片頭痛の起こりはじめに飲まないと効果がありません。副作用として吐き気があります。また毎日連用すると反動で血管が拡張しやすくなり、薬剤誘発性の頭痛(慢性連日性頭痛)という厄介な頭痛に変わってしまいます。この薬も血管を収縮させることから、トリプタン製剤で述べたような病気の方は飲むことができません。
片頭痛には吐き気をよく伴いますから、吐き気止めも処方されます。これは鎮痛薬と一緒に飲むとその吸収を高めてくれる働きもあり、一石二鳥です。
どんな鎮痛剤でも、胃が荒れてしまいますので、胃薬を一緒に飲んだほうがよいでしょう。また薬が食道でとまってしまうと潰瘍を起こしたりしてよくありませんから、コップ1杯のお水と一緒にごっくんと飲んでください。また慢性連日性頭痛にならないために、鎮痛薬は1ヶ月に10回までとしましょう。
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