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脳卒中は血管の動脈硬化が犯人
脳の病気が突然起きて、症状が出ることを脳卒中といいます。その代表的なものは脳出血と脳梗塞です。脳出血は脳の血管の弱いところが破れて出血します。脳梗塞は血管の内側に血栓などが徐々に出来て脳の血管が詰ってしまうもの(脳血栓)と、心臓や首の血管にできた血栓がはがれて、突然詰ってしまうものがあります(脳塞栓)。脳出血と脳梗塞は血が出るのと血が止まるのと正反対の病態ですが、両方とも脳の血管の動脈硬化が原因です。
頭痛よりも手足のマヒ
頭痛という観点から見ると脳卒中の中では脳出血の方のほうが頭痛を感じやすいですが、それでも二人に一人程度です。むしろ言葉が不自由になったり、手足の動きが悪くなりますので、そちらのほうが大変です。
一度壊れた脳を元通りには出来ない
脳卒中になればすぐに治療を開始しなくてはなりません。そうしなければ出血がさらに続いたり、脳がむくんで来てひどい場合は命に及ぶこともあります。現代医学は進歩したと言っても一度壊れた脳を元通りにすることは出来ません。脳卒中は予防するに限ります。
特に手足の麻痺、しびれ、めまい、片方の目が見えない、ろれつが回らないなどの症状が一過性に出現した場合は、一過性脳虚血発作といわれ、本格的な脳梗塞の前触れですのですぐに病院に行ってください。
脳卒中になりやすい状態とは
以下は脳卒中になりやすい状態(危険因子といいます)を並べています。この逆をすれば脳卒中を防ぐことが出来ます。今からでも遅くありませんから頑張りましょう。
①年齢は60歳以上である
すみません、こればかりはやめることは出来ません。年を取ればとるほど注意をしましょうという意味にとってください。
②血圧が高い
高血圧はきっちりと薬でコントロールしましょう。塩分を控えめに。
③糖尿病がある
糖尿病もコントロールが出来れば大丈夫です。
④両親が脳卒中あるいは高血圧である
高血圧の傾向はある程度受け継がれます。また家族で同じ食べ物をとっていますので、塩辛いものが同じように好きになり、知らず知らずのうちに塩分を取りすぎていることも関係しています。両親が高血圧の人はそうでない人よりももっと生活習慣病にならないように注意する必要があります。
⑤アルコールを飲みすぎたり、脂肪や塩分を多く取る
食べ過ぎ、飲み過ぎは体に毒となります。
⑥ヘビースモーカーである
タバコは脳の殺し屋です!
⑦肥満体である
おなかでっぷりはよくありません。腹囲を男性は85cm、女性は90cm以下にしましょう。腹囲はおなかの一番細いところではなく、おへそ周りで計りましょう。計るときにおなかをひっこめたりするなどくれぐれも見栄をはらないようにしましょう。
⑧不整脈がある
心房細動という不整脈は心臓の中に血栓ができやすくなり、脳梗塞を引き起こします。
⑨運動不足である
やっぱり私たちは動物ですから。。。
⑩ストレスがある
女房にガミガミ言われているお父さんに同情します。
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