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頭痛の前に目がチカチカする
5人に一人の人は本格的な片頭痛の発作が来る前に、前兆と呼ばれる症状を経験しています。一番有名な片頭痛の前兆は閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれるもので、頭痛が起こる前に目の前に星やガラスの破片のようなチカチカした光が現れて、これがだんだん大きくなって、見えにくくなります。人によってはモザイク模様だったり、水面に光が反射するような感覚だったりします。閃輝暗点は10~20才代までで中年以降はあまり出なくなります。前兆の時には目が見えにくくなりますが、そのまま失明してしまうということはありません。ただし、運転中にこの発作が起こったときは、危険ですのですぐに停車してください。
また人によっては指が電信柱のように伸びたり、人がろくろ首のように見えたりすることがあります(錯覚発作)。
発作の前にどの血管が収縮するかによって前兆が異なる
後述するように片頭痛はセロトニンが血管を収縮させることで始まりますが、収縮する血管が視覚に関係しているところに起こるとこのような症状が出ます。
このほかにも手足を動かす脳を栄養する血管に起こると手足の動きが悪くなります(片麻痺型片頭痛)。
眼球を動かすところの血管ですと、ものが二重に見えます(眼筋麻痺型片頭痛)。
体のバランスをとるところの血管ではめまいやふらつきが起きます(脳底型片頭痛)。
はっきりしない前兆もある
以上のようなハッキリとした神経症状を示すものだけではなく、なんとなく体調がおかしいというハッキリしない前兆もあります。比較的多いのは首筋や肩が張ってきます。普通の肩こりはマッサージをすると軽くなるのですが、片頭痛の前兆として起こるものはマッサージをすると返って悪くなりますので、ご注意ください。
片頭痛は全身病
そのほかに生あくびが出る。なんとなく頭痛が起きそうな気がする。やる気がなくなる。眠気がする。耳が詰まったような感じがする。便が柔らかくなったり、下痢をしたりする。おなかが少し痛くなる。など全身に広範囲に影響を及ぼしますので、単なる頭痛というよりは、全身病と思ったほうが良いでしょう。
人によってそのパターンが違いますが、何回も経験すると「これは必ず頭痛がくるぞ」と確実に予言が当たるようになります。
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