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頭を打った子どもを病院に連れて行かなければならない時
子どもが外で遊んでいて、たんこぶを作って帰ってきました。「病院につれてゆかなくても大丈夫、これくらいのことは。」と思っても姑さんから「そんなこと言って、もし何かあったらあなた責任持てるの?」などど責められると不安になります。しかし子どもはよく頭を打ちますから、そのつど病院に連れて行ったのでは大変です。そこで絶対に病院に連れて行かなければならない状態かどうかを下記で判断してください。
1) しばらく意識がなかった。
2) 嘔吐を繰り返す。
3) だんだんぼんやりしてくる。
4) けいれんが起きる。
大人の場合は強く頭を打っても笑ってこらえている人がいますが、子どもは正直ですし、脳に強いダメージがあると必ず吐きます。そこで、頭を打っても意識がはっきりしており、1から2時間経っても吐かない場合はまず大丈夫です。
家で様子を見る場合に気をつけること
その場合は家庭で様子を見ることになりますが、いつまで気に留めておかないといけないかといいますと、だいたい頭を打ってから24時間は注意を向けて置いてください。その間に上記のような症状が出てくればすぐに病院に行ってください。24時間以内に後で述べる急性硬膜外出血が起こる場合があります。
外見がきれいで意識がない場合は怖い
大きなたんこぶが出来ていたり、頭の皮を切ってたくさん血が出ていたりすると、びっくり仰天して親はおろおろしてしまいます。しかし同じ強さで頭を打ったのなら、頭の傷がひどい場合のほうがよいこともあるのです。それは外傷のエネルギーが大きなたんこぶを作ったり、皮膚を切ったりすることで消費され、脳にダメージを与えるエネルギーが少なくなるからです。頭を打っているのに外見はきれいで意識がない状態が脳神経外科医としては一番恐ろしい状態です。
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