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民話で伝える健康情報 

 『健康は失ったときにそのありがたさが分かる』これは皆さんも風邪で寝込んでフウフウいっている時に痛感されたことがあるでしょう。どうすれば健康に長生きできるのか、良い知恵があれば、是非知りたいですね。現代はインターネットで膨大な健康に関する情報を自分で探して見ることが出来ますが、昔の人はどうしていたのでしょうか?日本人は生活の知恵をことわざや民話などに託して後世に伝えてきました。今回ご紹介する民話は日本人なら誰でも知っている『桃太郎』のお話です。なぜ『桃太郎』が健康生活の知恵なのか何回かに分けてご紹介します。 

成長は手足から

 無邪気に遊んでいる赤ちゃんの姿を見るのは本当にほのぼのとします。赤ちゃんはいろんなものを手でつかんでは口に入れたり、なめたりしていますよね。また、ばたばたと足をしきりに動かしています。実はこれらの運動は赤ちゃんの成長に非常に重要なのです。 人間の成長・成熟というのは体の全部が全て一緒に始まるのではなくて、手から口からそして足から始まります。ですから赤ちゃんは本能的に手や口や足を動かしているんですね。それは早く成長するためだったのです。

25歳は脳の曲がり角

 それでは体の中で一番成長の開始が遅く、一番最後に成熟するのはどこでしょうか?答えは脳です。 脳の基本的な構造が出来上がるのは25才といわれています。後はどうなるかというと老化しかないんですね。「25才はお肌の曲がり角」という化粧品の宣伝文句がありましたが、実際は「25才は脳の曲がり角」なのです。 しかしご安心下さい、脳の老化はかなりゆっくりとしたスピードで進みます。なぜならゆっくりと成長したものは、老化もゆっくりしているからです。 さらにその老化は構造としての老化であって、働きは生涯成長し続けることが分かっています。これにつきましては別のコーナーでお話します。

脳の老化を水際で止めよう

 それでは老化のスピードが早いところはどこでしょうか。一番最初に成長が終わったところ、すなわち手・口・足なのです。 昔から老化を防ぎ長生きをするコツとして、 『よく手を使いましょう。よく人と話をしましょう。よく歩きましょう』といわれてきましたが、それは手・口・足の老化を水際で止めて、脳まで老化が及ばないようにするためだったのです。 (続く)

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